News12 欧州リポート！世界最大級のインテリア見本市「MEISON&OBJETメゾンエオブジェ」特集

2017.03.01

NEWS LETTER Vol.012

世界最大級のインテリア見本市

「MEISON＆OBJET メゾンエオブジェ」特集

メゾンエオブジェってどんな展示会？って思われる方も多いと思いますので、リポートの前に展示会の概要をご紹介いたします。まず、主催者のコメントをみてみると・・・

メゾン・エ・オブジェは、フランスのみならず、欧州において、インテリア・デザイン製品の販路開拓を目指す上で、非常に有益な見本市である。
その理由は、まず来場者の国際性の高さにある。半数近くがフランス国外からであり、欧州を中心とした様々な国のバイヤーとの商談の場となっている。
また、メゾン・エ・オブジェはトレンド発信力のある展示会である。本見本市では、毎回インテリア業界のトレンドが発表されるが、今回のトレンドテーマは「elsewhere（異郷）」で、見たことのない景色や、冒険と驚きが待つ世界の果てといったイメージだ。

というわけで、インテリアに関する国際展示会なんです。
毎年2回開催され、多くの見学客が訪れます。観客動員数は8万人を超え、展示面積はなんと東京ドーム6個分！とても一日では廻りきれない大きさです。
ちなみにビジター数のランキングでは日本人が約2,000人で10位に入っています。
イタリアで開催されるミラノサローネと共に日本では人気の海外展示会となっているようですね。

それではさっそくリポートに入りたいと思います。今回は照明とインテリア雑貨をピックアップして写真を中心にダイジェストでお伝えします。

1.照明

照明器具は、お部屋の雰囲気を変える大きな要素の一つですが、モダンなものからアンティークなものまで様々なタイプの照明が数多く展示されていました。

インダストリアルライト

現在、パリで流行しているインダストリアルライト。
工場で使われるような、工業系デザインのインテリアが海外で流行となっていますが、パリでは工場ライトがオシャレなインテリアになっており、複数のブースで目にしました。

2.ALESSI

ALESSI アレッシィ

アレッシィ社は、世界70ヶ国以上で製品を展開するハウスウェアメーカーです。
1921年、イタリア・ストローナ渓谷にあるオメーニャ市に伝統的な金属工房として生まれました。
創業者のジョヴァンニ・アレッシィは世界的なデザイナーとの対話を通して、ため息が出てしまうような食卓の芸術や、つい微笑みがこぼれてしまうようなユーモア溢れる製品を発表し、人々の生活に喜びと驚きを贈り届けています。