開発・品質への取り組み
KAMIYAの開発・品質方針
木製ドアに経年変化はつきものです。だからこそ私達は、10年20年先を想定して社内に環境試験設備を完備しています。
神谷コーポレーションは業界最高水準の試験設備を使って、日夜過酷な性能試験を繰返しています。その結果、フルハイトドア®は多くの特許技術を取得。
反りに対する品質は、どのメーカーもクリアすることのできない照射加熱試験の結果に裏付けられています。
私達は、このフルハイトドア®を通じて、お客様へ最高の品質をお届けしたいと願っています。
FULL HEIGHT DOOR
フルハイトドア®
フルハイトドア®の最大の特長は、天井まで届く高さと建具枠が全く見えない完全壁面化を実現した納まりです。
一般的な室内ドアは、扉を開けても下がり壁と色つきの枠による小さな開口であるため、空間が分離され個々の部屋には閉塞感があります。
フルハイトドアは下がり壁をなくし、部屋と部屋の天井を遮ることなく空間を繋ぎます。
また、扉を壁面化し、あたかも壁の一部に開閉機能を持たせたかのような一体感を与え、広く明るく大きな住空間を生み出します。
天井まで届く室内ドアがもたらす開放的な住空間の創出と、完全枠レス納まりによるドアの壁面化
フルハイトドア®が誕生した2005年以前は、2mを超えるハイドアと呼ばれるものは国内にほとんど存在していませんでした。
背の高い木製ドアは反りやすく、各社とも品質確保の技術がないため製品化に踏み切ることが出来なかったからです。
しかし私たちは、下がり壁や従来の三方枠がなく天井まで届く室内ドアがあれば開放的な住空間づくりができると考え、
反りを抑制する技術と枠レス納まりの開発に取り組みました。
高さ2,400mmを超えるフルハイトドア®の製品化を実現化する上で反りを抑えるという課題は大きなものでした。
そこで、私たちは業界最高水準の試験設備を導入して厳しい独自の試験を自社基準として制定。室内ドアとして国内最高品質を目指しました。
その結果、湿気と熱による反りを抑制するために、内部の温湿度を一定に保つ「空気循環方式」と、剛性を高め、
反りを最小限に抑えるとともに復元力をも併せ持つ「スチールパイプ充填」を組み合わせるKAMIYA独自の構造を開発。
これらの過程において多くの特許技術を取得し、国内最高クラスの品質を維持しています。
2019年にはドアの厚みを全て40mmにしてさらに剛性を高め、より「強い」室内ドアを送り出しています。