「反りの永久保証」をできるのがKAMIYAのフルハイトドア®だけな理由
- 2026.09.02
- ✎ 家づくりのヒント

家を新築した際、給湯器やシステムキッチンなどの住宅設備は長期保証に加入できるケースがあります。
これに対し、室内ドアの保証期間は一般的に引き渡し日から2年程度。さらに、木製ドアに発生する「反り」は保証対象外とされているケースが多いのです。
一方、KAMIYAはドアの反りについて年数に関係なく「永久保証」としており、これは他に例の無い独自の保証制度です。
このブログでは、なぜ私たちが一般的に免責とされている反りを永久保証としているのか、そしてなぜそれができるのかをお伝えしていきます。
木製ドアの「反り」

なぜ室内ドアには「反り」が起こるのでしょうか。
室内ドアの多くは、木を材料として作られています。木材には周囲の湿度に応じて水分を吸収・放出する性質があり、その増減に伴って膨張・収縮するのです。特に冬場など室内外の温度差や湿度差が大きくなる時期は、扉の表裏で伸縮の度合いに差が生まれ、それが扉の変形、すなわち反りにつながるわけです。
ハイドアに反り対策が重要な理由
反りが大きくなると枠と接触したり、ラッチが掛かりにくくなったりと、開閉に支障をきたす場合もあります。しかも反りはドアが大きいほど発生しやすくなる特性があり、ハイドアを専門につくるKAMIYAにとって、反りは開発当初から避けて通れない重要な品質課題でした。

KAMIYAの「反りの永久保証」とは
KAMIYAは、ドアの反りによって開閉に支障が生じた場合、使用年数を問わず無償交換する「反りの永久保証」を2022年4月出荷分より実施しています。これは日本のみならず世界的にも例のないKAMIYA独自の保証制度です。
一般的に免責とされていることが多い「反り」を、なぜKAMIYAは永久保証できるのかと不思議に思われるかもしれません。
その背景には、これまで積み重ねてきた技術開発と検証があります。
※「反りの永久保証」の対象となる条件など詳細についてはこちらをご覧ください。
反らないドアを目指し取り組んできたこと
高さ2.4m、天井まで届くフルハイトドアを開発する際、反りを抑制するためにまず試みたのは、スチールパイプで剛性を高める方法でした。ところがハイドアが反ろうとする力は想像以上に強く、スチールパイプだけでは十分に抑制できないことがわかりました。そこで自社工場内の試験設備で研究を重ね、扉内部にこもった熱を循環させて逃がす「空気循環方式」を新たに開発。これをスチールパイプと組み合わせた特許技術「エアスチール製法」により、天井まで届く高さでも反りに強い「フルハイトドア®」が誕生したのです。
現在では扉厚40mm以上を実現し、さらに反りにくい構造へと進化しています。
こうした技術開発と検証の積み重ねこそが、KAMIYAが反りを永久保証できる土台となっています。

それでも、絶対に反らないとは言い切れない
KAMIYAが目指しているのは、「反らないドア」を作ることです。そのため反りを抑える構造を開発し、試験と改良を重ねてきました。そして現在も、さらに反りに強いドアを追求し続けています。しかし木材を使用する以上、温度や湿度といった設置環境の影響を完全に排除することは難しく、どんな環境でも100%反らないと言い切ることはできません。KAMIYAの永久保証は、どれだけ技術を積み重ねても反りが起こる可能性をゼロにはできないという、この現実を前提にしています。
万一の反りにも、メーカーとして責任を持つ
室内ドアは、10年、20年と長く続く暮らしの中で、毎日使われるものです。確かに反りの発生は、木の性質や温度・湿度など周囲の環境に影響されます。しかし、そうした条件のもとで使われることも含めて室内ドアだと、KAMIYAは考えています。
だからこそ、できる限り反りに強いドアをつくること。そして万一、反りによって開閉に支障が生じたときには、メーカーとして向き合うこと。
それが、KAMIYAが反りの永久保証を続けている理由です。
※KAMIYA反りの永久保証についての詳細はこちら



