密かなロングセラー 渡辺 力の置時計“RIKI CLOCK”
- 2020.05.20
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こんにちは。神谷コーポレーションブランディング企画課の浦田です。
私は、皆さんがいつもご覧いただいている商品カタログやイベントのお知らせチラシなどの販促ツールの制作をメインで行っています♪
GWが終わり、いつもと変わらぬ日常・・・と言いたいですが今年は様子が違います。お家に長くいることが多くなりました。そんな時はインテリアを見直して気分転換を!テレワークも始まったので、少しでも心地良い空間を心掛けます♪お気に入りの時計も置いて時間管理もしっかりと!(笑)
というわけで今日はこの時計にまつわるお話です。
日本を代表するプロダクトデザイナー、渡辺 力(わたなべ りき)さんをご存知ですか?
1911年東京生まれ。1936年東京高等工芸学校(現 千葉大)木材工芸科卒業後、ブルーノ・タウトが指導をしていた群馬県工芸所を経て、1949年渡辺力デザイン事務所を設立。1952年ローコストの椅子 「ヒモイス」 で注目を集め、1957年、トリイスツールと円形センターテーブルがミラノトリエンナーレで金賞を受賞する。1972年にデザインした日比谷第一生命のポール時計が代表作として広く親しまれている。戦後日本のデザイン黎明期に革新をもたらしたパイオニア的な存在である。
(出展:https://metrocs.jp/special/rikiwatanabe/profile.html)
この置き時計はシンプルなデザインが気に入って青山のスパイラルマーケットで購入しました。
その時はお名前も知らなかったのですが、かなり有名なデザイナーである渡辺 力さんの作品だったんです。
どんなお部屋にも馴染むデザイン。木目と白い文字盤のコントラストが清潔感があり、数字のフォントがどっしりとして見やすいです。
使っていくほどに愛着を感じました。デザインも使い勝手も気に入って、作った人がどんな経歴の方なのだろうと知りたくて調べたら・・・。
ヒモイス
出展:METROCS®
参考サイト:https://tokyo.metrocs.jp/archives/11719
1951年デザインの処女作。
戦後の復興期に日本の住生活に馴染むように、また物資が少ない中、容易に手に入る資材を使い、なおかつローコストであることを第一にデザインされた椅子です。
ソリッドスツール
出展:METROCS®
参考サイト:https://metrocs.jp/item/237/
1954年に建築家・清家 清氏が設計した住宅向けの椅子としてデザインしたスツール。
トリイスツール
出展:METROCS®
参考サイト:https://metrocs.jp/item/236/
神社の鳥居にフォルムが似ていることからその名がつけられたトリイスツール。
1957年にミラノ・トリエンナーレ展に出品し、日本初の金賞を受賞しました。
なんと50年以上も前から世界で注目される日本人デザイナーだったんですね!
京王プラザホテルのメインバー『ブリアン』
出展:https://www.keioplaza.co.jp/feature100/005.html
プロダクトデザインだけでなく、ヒルトンホテルや京王プラザホテルなどの空間デザインも手掛けられていそうです。重厚感漂う落ち着いた空間ですね。こんなバーでゆっくり会話とお酒を楽しめたら大人です!
作り手のコトを知ってますますこの時計に愛着が増しました♪
まさに『ロングライフデザイン』のRIKI ALARM CLOCK。こだわりのモノを長く使いたい方におススメします^^
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