「ドアノブがぐらぐらしませんか?」自分で出来る調整方法の紹介①

ドアノブが緩んだり、ぐらついたり、がたついたり(ドアノブのガタつき)していませんか?
そんなドアノブのぐらつきに・不具合に、室内ドア専門メーカーがお答えする!自分で出来るドアノブの調整、修理方法

皆さん、こんにちは。ドア専門メーカー神谷コーポレーションのアラフォー設計課長 奈良慶弥です。
製造現場で10年勤めた後、設計業務を6年行っており、ドアの知識なら誰にも負けないと自負しています。

普段生活している中で家の中のちょっとした不具合。実は皆さん自身で解消できることもあるので、そんな情報をお届けして参ります。

第一回目の今日は、ドアノブの調整方法についてご紹介したいと思います。

リビングやトイレなど、生活の導線上で毎日何度も開閉するドアは、使っているうちにドアノブ(レバーハンドルとも言います)のネジが緩んでぐらつくようになる事があります。
もしかしたら皆さんのお宅にもぐらついているハンドルがあるかもしれません。

一般的に住宅に20年住む想定でドアは20万回開閉すると言われています。メーカーでは大抵10万回の開閉試験を行っていますが当社では20万回の開閉試験をクリアしたドアを出荷しています。

そこで本日は、ドアノブのぐらつきを直す方法についてお伝えしたいと思います。

 

ぐらつきの原因は大きく2つが考えられます。

①ハンドルレバーの緩み
②台座のネジの緩み

 次の章ではレバーの直し方についてご紹介します。

 

①ハンドルレバーが緩んでいるケース

 

この写真をご覧下さい。
こちらのレバーがちょっと垂れ下がってきてます。
実際に触ってみると多少ぐらつきも出てきてます。
実は、ハンドルのがたつきのほとんどは、レバーの緩みが原因です。

では、こちらのドアノブを調整してみましょう。
ドアノブをよく観察しますと、下部や側面に調整用のネジがついていると思います。
(ネジはプラスドライバーか六角レンチで回す事が出来るものが大半です。もしこれに該当しない場合には工務店さんに相談して下さい。)

 

そのネジを少し緩めてからドアノブを左手で自分の体に押しつけてネジを締めつけます。
押し入れた状態を押さえ込みながら、調整用のネジを時計回りに締めつけていけばOKです。
※最後までしっかりと力を入れてネジを締めつけて下さい。

一人でやるにはどうやるかというと、自分はこの様に行っています。

動画で見るドアノブ(ハンドルレバー)の調整方法


はい、直りました。がたつかないです。  

 

どうでしたか?
意外に簡単だと思いませんか?
この方法でぐらつきが解消されない方は台座のネジの緩みが原因かもしれませんので、次回はその調整方法について説明しますね。↓↓↓
「ドアノブがぐらぐらしませんか?自分で出来る調整方法の紹介②」

ここで最後にちょっと豆知識! ハンドルを調整する際のコツ

ハンドルのネジのみに関わらず、お家の中で様々な物についているネジ。

調整や取り外しでネジを外そうとするとき、あまりにも固くなってネジが回らない!と思った方、いませんか!?

固すぎて、ドライバーがひっかからず滑ってしまいそれをむやみにネジを回し続けると、ネジ溝が潰れてしまいます!!

ネジが潰れてしまうと、ネジが外れなくなってしまうという最悪のケースもありますよね。

潰れる前に!輪ゴムをネジとドライバーの間に入れて、しっかり力を掛けてゆっくり回すと取れる可能性は高くなりますので、試してみてください^^

 

固くなったプラスネジには、ネジが潰れる前にこのように輪ゴムを間に挟んでみてください!

 

また、ネジは各ハンドルメーカーごとに使うネジの種類、数量、長さなど同じ様に見えて全く違います。

万が一なくしてしまうと、ハンドルをセットごと購入していただかないとビスが入手できない事もありますので、取り外し、取付の際には絶対になくさないように気をつけてくださいね!!

 


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