初めての壁紙貼り。果たして上手くいくのか!?

壁紙を貼ったことのない女性社員2人が、KAMIYA横浜ショールームのお部屋ゾーンの模様替えを行いました。

はがせる壁紙で壁紙貼りにチャレンジした様子をリポートします(^^♪

 

KAMIYA横浜ショールームでは年2回の新商品発表やセミナーなどの開催時に展示ドアの入れ替えを行いますが、クロスの貼り替え・インテリアコーディネートはKAMIYAスタッフで行っています。

今回、新商品発表会に向けて、リビング・ダイニングのお部屋ゾーンの模様替えを行いました。

いつも壁紙の貼り替えはKAMIYAの男性スタッフが行いますが、何と横浜ショールーム店長と私の女性2名で模様替えにチャレンジしました!

1.壁紙選び

元々のお部屋はこんな感じで、白の壁紙で、ディープグレーとブラックウォルナットのドアを組み合わせた落ち着いた雰囲気のお部屋でした。

 

改装後のイメージはJAFCAが発表しているトレンドカラーを取り入れました。

2021年のトレンドカラー「ゼロホワイト」。生活の見直しの「リセット」と「清潔さ」を表現元する色だそうです。

こちらを参考に、ドアはKAMIYAカラーで一番人気の「シェルホワイト」にドアップ。白の壁紙と合わせたホワイトのお部屋にすることにしました。

→トレンドカラーについての記事はこちら


ただ、白だけだとなんだか物足りないので、2021年のアクセントカラー「バイタルイエロー」を参考に、イエロー系のアクセントクロスで差し色を入れることに!

今回はRILM(リルム)のはがせる壁紙で色はマスタードをチョイス♪
これなら年に何度も改装を行うショールームでも、剥がす時に元の壁紙を傷める心配がなさそうです。
既存の壁紙の上から貼って剥がせるタイプなので、賃貸物件にお住まいの方でも模様替えで使えそうです(*^^*)

購入サイトはこちら↓↓↓
https://item.rakuten.co.jp/reform-myhome/rilm-cut-141/

 

2.壁紙貼り前の準備

◆壁紙を湿度に慣らす

ビニールクロスは湿度が高いと伸び、低いと縮みやすいとの事で、貼った後にシワや浮いて来てしまう場合があるそうです。

まずは梱包から出して、巻いてある壁紙を緩めて隙間をあけます。

雨の日の施工がおススメだそうですが、加湿器やお湯を張ったお風呂などの湿度の高い状態で1時間ほど慣らしてから貼るとシワや剥がれが出にくくなるみたいです。

ちなみに私たちが施工した日はたまたま雨の日でした♪

 

◆用意する物

出展:きせかえマイホームより

 

【便利アイテム】
スキージーカッター
壁紙と台紙の間にフックを引っ掛け、そのまま引くと台紙だけを簡単にカットできる優れものです☆彡
リルム(壁紙メーカー)のオリジナル品で、壁紙購入時に一緒についてきました。

 

 

【その他アイテム】
・ハサミ
・カッター
・定規
・掃除用雑巾/布
・マスキングテープ/養生テープ
・脚立

 

◆壁のおそうじ
壁が汚れていると壁紙が剥がれやすくなる場合があるので、壁紙を貼る前には必ずお掃除が必要です。

①壁の大きな埃やゴミを取り除く
②壁を中性洗剤をつけた雑巾で綺麗に拭く
水拭きをして洗剤をきれに落とす
④最後に乾拭きをする

 

3.カットと貼り作業

壁紙を貼る面の寸法を測ります。
今回貼ろうとしている面は、高さは約260㎝・幅は約270㎝でした。
測った寸法よりプラス10㎝くらい余裕を持たせて壁紙をカットします。
購入した壁紙は93㎝幅ですので、3列分用意しました。

このようにせっせと下準備を進めていましたが、実はこの後大失敗をしました(´∀`;)
しばらく私たちの失敗談にお付き合いくださいm(_ _)m

上記3枚分のクロスが準備できたところで、下記写真の順に①→②→③と順番に壁紙を貼っていきます。

 

まず、上から30㎝ぐらいのところまで台紙を剥がしながら貼り始めたところ、上部の位置決めを行っている間に、台紙が剥がれていた下の方のクロスがペタッと貼りついてしまったのです‼
はがしてもう一度やり直そうとしたのですが、簡単にとれず・・・
実は今回使った貼ってはがせる壁紙は、一度壁に貼ると強力に貼りつき、きれいに剥がすことができなかったのです。

「貼ってはがせる」というのは、やり直しができ簡単に貼りつけて、はがすことができると思っていたのですが、そういう意味じゃなかったと分かった2人。
時すでに遅しΣ(°д°lll)ガーン

それでも、何とか慎重にはがしては貼り直したのですが、結局また誤った場所に貼りついてしまい、またはがすという行為を何度も繰り返してしまいました∑( ̄口 ̄)

何度もはがしたので壁紙にだいぶシワがついてしまいました(x_x;)

また悪いことに、壁紙は折りたたまずに下にぶら下げていたので、貼り終えたところに負荷が掛かり破ける一歩手前です。
下から丸めて持ち上げてみたものの、脚立の上なので持ちにくく壁紙をうまく扱えません。

そして、何度も貼り替えを行ううちに、ついに壁紙の右側が破けてしまいました泣

もうここまでくると修復不可能です。
破れてしまったのでやり直すしかありません。
幸いなことに少し多めに壁紙を購入していたので、事なきを得ました。

新しい壁紙を貼るにも、とにかく貼ってしまった壁紙をはがなさければいけないのですが、
先ほどもお伝えした通り、一度貼るとはがすのが非常に困難なのです。
壁紙の粘着部分だけ壁に残ってしまいそれを必死取りましたが、全然はがせません。
時間もどんどん押して焦るばかり。

 

この時に次回の改装時に使うつもりで購入した、専用のクロス剥がし液の事を思い出したのです!!
これが救世主となり、無事きれいに壁紙がはがせました。
まさか、このタイミングで剥がし液を使うことになるなんて思ってもみませんでした((+_+))

 

さぁ!!
ここから仕切り直して再スタートです(ง •̀_•́)ง‼
同じ失敗を繰り返さないように考えながら進めていきます。

まずは、壁紙の台紙カット。
上(天井側)から貼るので、位置決め用に上部だけは5㎝のところで、それ以降は40㎝間隔で切れ目を入れました。

 

次に、一番上の部分(5㎝)の台紙を剥がして、上部の位置決めを行い貼りつけます。

 

このように40㎝間隔に入れた切れ目に沿って壁紙を折り畳みながら行いました。非常に持ちやすかったです。

 

空気が入らないように上から下に向けてスキージーでしっかり擦ります。

 

左上部にある梁に被った壁紙は折り返して、余分な部分はカッターでカットします。

40㎝間隔で入れた台紙を剥がして貼り付ける作業を繰り返します。

 

1枚目完了!

続いて2枚目・3枚目を貼っていきます。

 

無事3枚貼り終わりました(*ˊᗜˋノノ*✭パチパチ

 

ちなみに、2・3枚目を貼る際の重ね代についてですが、今回1枚目と2枚目の境は突きつけ(ぴったりと合わせる)で、2枚目と3枚目の境は被せ貼りにしました。

 

 

一見突きつけの方が良いように見え、完成時にはキレイに仕上がっていましたが、日が経ち多少クロスが伸縮したことで隙間が目立つようになりました。
被せ貼りにした方は、施工がしやすいだけでなく完成した時から日が経った今も、重なった部分の段差は気になりません。

 

4.お部屋のコーディネート

さて、壁紙施工が完了したので、次はドアを変えて家具とインテリアグッズを配置します。
左右のドアと左手前のクローゼットをCUBEシリーズのシェルホワイト色に変えました。
元々のお部屋と比較してみます!

【before】

 

after

 

左手前のクローゼットの中もマスタード色の壁紙にしました。

 

ちなみ左手前のクローゼットの中の壁紙は私たちではなく、別の男性スタッフが貼りました笑
女性2人がかりで3枚貼るのがやっとでしたが、男性スタッフはさっと貼っていて、センスを感じました☆彡
後は絵や小物関係もイエロー系を多めにして、模様替え完成です!!

 

5.おわりに

今回初めて壁紙を貼りましたが、失敗を含めて丸1日に掛かりました笑
失敗した時は先が見えず、果たして1日で終わるのかと思ってましてが、
何とか無事仕上げることができました。
普段のショールームの改装時に壁紙を貼っている担当がいるのですが、改めて尊敬しました。

後日担当にこの失敗談を話したところ、貼ってはがせる壁紙は粘着テープがあらかじめついているので、糊付けをしながら貼る普通の壁紙張りよりも大変だと聞き、慣れた人でも難しいものなのだと分かりました。
だからこそ、ここまで出来上がったのは自信にもつながりましたし、何よりこなんにもお部屋の雰囲気が変わることに感動しました。

 

↓当日の私たちの奮闘の様子 タイムラプスをご覧ください。

 

 

この記事を書いたのは

ドアップデリバリー担当の笹尾です。

 

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