「カーニバル」、イタリアでの新年の祭りについてのお話
- 2022.03.08
- ✎ 日本のOLになったイタリア女子
「カーニバル」とは何でしょうか?
キリスト教の伝統のカーニバルは1週間ぐらい続いて、この期間はたくさん食べることは大丈夫です。この時期が終わったら、※①四旬節を始めます:イースターの前の40日間で食べ物を制限します。
でも最初の祝祭はもっと古い起源があります!この年の時期で古代ギリシャ人とローマ人も新年を祝いました。その祭りは斬新なものでした。
それ加えて、この儀式の間は、身分が関係なくなります:主人はしもべの姿になって、しもべは主人の姿にになりました。お互いを認識しないで一緒に祝うことをできるために、扮装して仮面をつけました。仮面をつけるの伝統は現在まで続きました。
だんだんキリスト教が人気になって、両方の伝統が混ざり、現在のカーニバルが生まれます。この祭りが好きな人は主に子供です:仮面をつけることは、お菓子をいっぱい食べることは楽しいですね!
謝肉祭の日付は毎年動いている日付ですから、計算するためにイースターの日を使います(その日も毎年変えます)。イースターの週から6週間前に戻ったら、カーニバルの最後の日を見つけられます。公式スタートは前の週の木曜日です。でもよく色々な町で祝い事は1・2週間前からも始めます。
今年の謝肉祭の公式日付は2月24日(カーニバルの木曜日)から、3月1日(カーニバルの火曜日)までです。
町によってカーニバルの伝統が違います
普通に謝肉祭を祝う時仮面をつけたり、街の道でパレードをしたりします。よく※②フロート車のパレードもあります。
私の子供の頃のカーニバルを思い出したら、本当に楽しかった時期です!ある年は張り子の像があるフロート車に乗って、他の年は決めたテーマのコスチュームを着て徒歩でパレードしました:白雪姫と7人のこびと、伝統の仮面、ハリーポッターなど、毎年テーマを変えました!ある年は医者に扮した時、パレードの一番最初に救急車に改造されたバンもありました!
地域によって、カーニバルの祝う方法を変えます。ある町の伝統は世界でも有名です。
一番有名なカーニバルの間にヴィアレッジョ、イブレア、ヴェネツィアという町のがあります。
〜 ヴィアレッジョのカーニバル 〜
トスカナにあるヴィアレッジョという町の謝肉祭は19世紀の終わりに始まって、フロート車のパレードで有名です。フロート車の上に巨大な張り子の像で色々な現在的なテーマを寓話的な方法で表現されます:政治、環境、社会問題など。
このイベントは世界で有名だし、毎年どこからも多くの人々は見に行きます。
〜 イブレアのカーニバル 〜
ピエモンテ地方のイブレアの歴史的なカーニバルの一番有名な点はオレンジの戦いです。
祝い事中色々な歴史的なコスチュームのパレードとイベントがありますが、一番有名なのはカーニバルの最後の3日間であるオレンジの戦いです。起源は不明ですが、19世紀の頃に始まったそうです。毎戦いに参加しているチームは二つです:
- 馬車に乗っている10~12人で、歩く人にオレンジを投げるシューターチーム
- 歩いている人が馬車の上の人にオレンジを投げるシューターチーム。このグループに数百または数千のシューターも参加します。
3日間の終わりに審査委員会は最高のチームに賞を授与します。
2019年にオレンジの※③11000キンタルを使いました!戦いの終わりに町の通りはオレンジに覆われています。でも心配しないでください!それは捨てなければならなかったオレンジです!
〜 ヴェネツィアのカーニバル 〜
私は幸運だったと思います。このカーニバルへ行く機会が何回もありました。コスチュームを着ている人はカーニバル週の1・2週間前からも町の通りで会えます。私はヴェネツィアの大学で勉強しましたので、よく授業を終わったら、仮面をつけている人は探しに行きました。その時期にヴェネツィアで散歩することで別世界に入るだそうです!
ヴェネツィアで「カーニバル」という言葉は初めて1094年の書類に書いてありますが、何年もの間に祝い事は変えました。主なのイベントの間に「天使の飛行」があります:有名なサンマルコ広場の鐘楼の頂上から女性を降ろして、広場の上を飛びます。
そして、色々なプライベートパーティーと最高の仮面のコンテストもあります。
でも私の一番好きなことは道で会えるカーニバルに参加している人です。歴史的なコスチュームが多いですが、特別な変装もとても人気です。
カーニバルの仮面
謝肉祭で自分の好きな変装を着てもいいですが、とても人気なコスチュームはイタリアのコメディア・デラルテの仮面です。
コメディア・デラルテ(Commedia dell’arte)ということは16ー17世紀に生まれた演劇のジャンルです。「仮面」と呼ばれるキャラクターはとても人気になって、イタリアの各地域は自分のを持っています。各キャラクターは自分の個人的な特徴と簡単に認識可能な衣装を持っています。この演劇のショーはだんだん全てのヨーロッパで広めて、仮面は海外でも人気になりました。色々な国に広がったので、少しずつ何年にもわたって、キャラクターの特徴を変わってしまって、新しい状況に適応しました。とても人気な仮面の間にハーレクイン、ピエロ、プルチネッラなどあります。
ハーレクイン、怠惰なしもべだっても狡猾だし、いつもジョークを用意しています。貧しいですから、色々な布のかけらで多色の変装を作りました。
ピエロ、コメディア・デラルテで生まれた、同時にナイーブと狡猾なキャラクターです。フランスでこのキャラクターを再び取って人気になりましたが、だんだん特徴を変わりました。現在でで有名なバージョンは憂鬱なマイムです。
プルチネッラ、最も古いの仮面の間にあって、コメディア・デラルテから再び取ったでしたが、実際に古代ローマの時代に生まれたキャラクターでした。ナポリの仮面だし、そんなに有名なので、町のシンボルになりました!
色々な地域で自分の伝統的な仮面があります。多分イタリアでは一番有名なのはサルデーニアの謝肉祭仮面です。
サルデーニアのカーニバルはとても古代の農業の伝統に関連します。このマスクの大部分はとても怖いです。バラエティが多いだし、町によってスタイルを変えます。でも一番有名なの間にマモイアダという町の「マムトネス」(Mamuthones)です。マムトネスは羊の毛皮を着て黒い仮面をつけて、背中に大きな鐘を持っています。鐘の重さは30キロまでです!
カーニバルの食べ物
祝い事の上に、カーニバルの大切なことは食べ物です!
大部分はお菓子です…揚げたお菓子!各地域は自分の料理があっても、このお菓子は他のより有名です。でも全て美味しいですよ!
時々レシピはとても似ていますが、名前が違います。この理由でよく面白い状況が起こります:別の町に住んでいる二人は一緒に話したら、よく同じお菓子について話していますが、違う名前を使いますので、気づいていません!
最初の頭に浮かんでいる例は「スフラッポレ」(sfrappole)というお菓子です。この料理はイタリアの全国で有名ですけど、名前は地域によって違います。
エミリア・ロマーニャで、私の地域、一番人気な名前はスフラッポレです。でも他の地域で色々な名前で呼ばれています:キアッケレ、ガラニ、フラッペ、ブジエなど。
シンプルな生地のストライプを揚げて、上に粉砂糖を振りかけます。シンプルだそうですが、とても美味しいです!私の地域で食べる前に上に「アルケルメス」(Alchermes)という赤いリキュールを注ぎます。このリキュールは色々なイタリアのお菓子で使います。
他の有名なお菓子は「カスタニョーレ」(Castagnole)です。これは揚げた生地の少量だって、時々中にカスタードかチョコレートがあります。
私の家族で一番好きなお菓子はおばあちゃんが作ったのです。甘いパスタをロールにして、切った後で、揚げます。でも…名前を知りません!形は他のカーニバルのお菓子をみたいですが、おばあちゃんのレシピは少し変えます。実は名前を知らなくても私の謝肉祭の一番好きなお菓子です!
この時期で日本に節分があります。謝肉祭の古代伝統と共通の特徴があると思います。イタリアで似ていることの祝い事について読むことを面白かったら嬉しいです。
Ciao!
※1 四旬節とはイエス・キリストが荒野で過ごし40日の断食をしたことに習い、教徒の人々も同じように40日間断食を行い、祈りと慈善の行いをした期間でした。現代では食事を減らしたり自分が好きな食べ物を節制する、あるいは自分が好きな娯楽を自粛する、節制の代わりに慈善活動を行う、などといったことが行われるようになっています。
※2 フロート車とはパレードに使う飾りつけをした車のことです
※3 1キンタル=100kg
FRANCESCA BALDUZZI
フランチェスカ・バルドゥッツィ
イタリア・ラヴェンナ出身
国立ヴェネツィア大学卒
2021年4月神谷コーポレーション入社