ご存じでしたか?失敗しないチェアの選び方

こんにちは。神谷コーポレーションの髙山です。

 

家具を買うときは同じブランドで統一して買いますか?

それとも、様々なブランドを組み合わせていますか?
デザインの好みや予算の関係で、恐らく後者の方が多いかと思います。
実は、海外ブランドと日本ブランドを組み合わせる場合は注意が必要なんです。

詳しくは、ぜひこの記事をチェックしてみてくださいね!

 

 

 

チェアを選ぶ時の思わぬ落とし穴

テーブルもチェアも、海外ブランドは日本のブランドよりも2~3㎝程高く作られていることが多くあります。これらを組み合わせたときに差尺が狭くなったり、広すぎたりすることで座り心地が悪くなるなる可能性があるんです。
※差尺:座面からテーブルの天板までの距離。一般的には25~30㎝程あることが好ましいと言われています。

差尺が狭すぎると足が窮屈ですし、広すぎると顔とテーブル天板の位置が近づいて、食事や作業がしにくくなります。時々、お店のカウンター席などで座り心地が悪い時ありませんか?私はあります(笑)インテリアのビジュアルを重視しすぎて、座り心地まで計算できていないと、そのような事態に陥ってしまいます。特に長い時間を過ごす自宅用の家具は、心地が良いもので揃えたいですよね。

座り心地の良いチェアの見つけ方

欲しい家具がすべて別々のお店の場合、実物を同じ空間に並べて検討することは難しいですよね。
その時は、事前に家具のサイズを調べておくと、スムーズに合うものなのかを判断することができます。

【欲しいテーブルは決まっていて、チェアを検討している場合】
まず、テーブルの床から天板の高さを確認します。そこから差尺の理想とされている30㎝を引いて、必要なチェアの高さ(床から座面の高さ)を算出します。

(例)テーブルの高さが73㎝だった場合⇒73㎝ – 30㎝ = 43cm
+5㎝程度は許容範囲になるので、43~48㎝の高さのチェアを探すことになります。
※チェアの高さは「SH」と表されることが多いです。Seat Highの略でSHになります。

出展:カール・ハンセン&サン オンラインショップ https://www.carlhansen.com/ja-jp/collection/chairs/ch24

「揃えない」コーディネート術

私の家具販売の経験上、特に北欧テイストで家具を検討されている方は、優しいカラーのものを選ぶことが多く、空間に物足りなさを感じられる方が多くいらっしゃいました。もしそう感じている場合はあえて異なるデザインのチェアを組み合わせてみると良いかもしれません!

出展:J-Series / HAY
https://hay.dk/ms-my/inspiration/dining

 

出展:INSPIRATION-HOME LIVING / FRITZHANSEN
https://www.fritzhansen.com/ja/Inspiration/Stories/Hashtag-FritzHansen

このようにして、同じシリーズの別のデザインを差し込んだり、同じデザインでカラーを変えてみたり、少しの工夫でお部屋に表情が出てきます(^^)個人的には、2枚目の写真のブラックの椅子のように、脚などの素材でクロムをポイントで取り入れるとモダン要素が入って空間が締まるので、オススメです!

お部屋を楽しみ続ける

これまで差尺の計算やコーディネート術をお話してきましたが、これはあくまで一般的な目安の話になります。何よりも自分のスタイルで楽しむことが大切です!季節やライフスタイルの節目などに家具の入れ替えを行うことで、雰囲気を変えたり、その時必要な機能性を取り入れることができるのでいいですよね。
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ドアップ/神谷コーポレーション

 

一緒に住んでるからこそ、家族へのプレゼントとしてもいいかもしれませんね(^^)でもサプライズだとびっくりしちゃうかもしれないので注意です!(笑)

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