野菜の栽培はじめました<植え付け編>
- 2022.06.27
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0.準備したもの
今回用意したものはこちらです↓↓↓
・牛ふん(40l×2)※鶏ふんでも可
・腐葉土(30l×2)
・培養土(25l×4)
・苦土石灰(5kg×1)
・化成肥料(5kg×1)
・苗:ミニトマト、バジル、レタス、ししとう、大葉、おくら
初期費用としては、畑の大きさにもよりますが、施工費用+材料費25,000円くらいで始められると思います。^^
必要なものを揃えているときが一番楽しいのは僕だけでしょうか?
(参考書を買っただけで勉強した気になるタイプでしたw)
揃えただけで終わらないよう、頑張りました~^^
1.土作り
外構屋さんに畑の枠(200cm×120cm×2面)を作ってもらっていました。枠はイタウバという木材で、雨ざらしでも腐りにくく、耐久性の高い素材です。
まずは黒土と培養土、牛ふん、腐葉土を混ぜ合わせます。一応袋に記載の分量を参考にしながら、1面に対し、培養土×2袋、牛ふん×1袋、腐葉土×1袋使用しましたが、正直ざっくり目分量です~~^^;
野菜を作るためには、「土に空気をたっぷり含ませて水捌けをよくすることで、土壌の微生物が活動しやすい環境を作ることが大切だ」と、畑であらゆるものを栽培していた田舎の祖父母がよく言っていました^^
畑を作るにあたり、今回鍬を2種類用意しました。
本当に2種類必要なのか?と最初は疑問に思っていましたが、やってみたらわかります!必要です!(※あくまで個人の感想です)
・平鍬(ひらぐわ):耕す、寄せる、整地する
・備中鍬(びっちゅうぐわ):耕す、砕く
耕す、という点は同じですが、用途が違うんです。ちなみにどちらも安いものなら1,500円~2,000円くらいで購入できます!
最初は黒土と混ぜながら土の塊を砕くことが重要になるので、フォークみたいな形状をした備中鍬の方が適しているんです^^
堀り起こしては塊を潰す、を繰り返しながらしっかり混ぜ合わせていきます。
2.栄養補給
一通りならし終わったら苦土石灰(くどせっかい)と化成肥料をまいていきます。どちらも1面に対し500g程度使用しました。
苦土石灰は、炭酸カルシウムと炭酸マグネシウムが主な成分で、土のアルカリ性を強めるために使われる肥料で、主に栄養補給に使用します。※1
カルシウムやマグネシウムを与えることで、根が強くなり、枯れにくくなるんです^^
※名前が似た肥料で「消石灰」というものがあるのですが、こちらにはマグネシウムが含まれていないのでご注意ください
また、化成肥料には植物が育つために必要な「窒素」、「リン酸」、「カリウム」がバランス良く配合されています。植物は土の中に含まれるこれらの養分を根から吸収するのですが、土中の養分量にも限りがあるため、それを補うために化成肥料を使います。※2
まいたらもう一度万遍なく混ぜ合わせます。
※1「花ごころ園芸レシピ」https://hanagokoro.co.jp/btoc/recipe/1558/
※2 HORTI by Green Snap https://horti.jp/7829
3.畝(うね)作り
次に、水捌けをよくするために畝という山を作ります。
ここで平鍬の登場!「寄せる」と「整地」に活躍します!
平鍬を使って土を寄せて山を作っていき、鍬の平らな部分を使って上面を軽くたたきます。固くたたきすぎると茎が伸びにくくなるので注意です!溝の部分も整地したあと足でしっかり踏んで雨が降った時に備えて水捌けをよくすることがポイントです。(本当は更にマルチシートという黒いビニールをかけると、地面の温度キープや乾燥予防、虫対策の効果がUPするとのことでしたが、今回は面積も狭いので省略^^;)
さて、いわゆる力仕事はここまで、あとは植えていくのみです!
4.穴を掘って苗を植える
苗の直径よりも少し大きめの穴を掘っていきます。
ここで絶対忘れてはいけないポイントが、苗を植える前に、掘った穴に水を撒いて土を湿らせること!乾燥した土にそのまま植えるよりも、土の養分を吸収しやすくする目的があります。
植え終わったら優しく土をかけます。
植え終えたら、全体に水を撒いて完成です^^根がしっかり張るまでは、こまめに水をあげましょう♪
※根が張るまでの時間や水やりの頻度は、苗の種類や植える場所、作業する季節によって変わってくると思うので、ホームセンターの店員さんなど、詳しい方に聞くことをおススメします
■コンパニオンプランツ
栽培を始める前にもう1つ考えておいた方が良いポイントが、「コンパニオンプランツ」です。一緒に植えると虫よけ効果や成長を助けるなど良い影響をし合う植物のことをいいます。これは苗を物色しているときに店員さんから聞いた情報で、選ぶ上でとても参考にりました。
①ミニトマト×バジル
・水分調整:バジルは水を多く吸収するため、逆に水が多いと甘みの落ちるトマトに水分が多くいき渡り過ぎることを防ぐ
・害虫避け:トマトに寄り付く害虫をバジルの香りで防ぐ効果がある
②レタス×ししとう
保温効果:草丈の低いレタスが、夏場は日よけになって土壌の温度の上昇を抑える
③おくら×しそ
カメムシ対策:おくらにはカメムシがつきやすいが、しその強い香りを好まないため、寄せ付けにくい効果がある
うちの畑はとても小さい規模なので、あまり影響はないかもしれません(笑)ですが、他の植物でも相性の良い植え方があるようなのでので、よかったら調べてみてください^^
「やまむファーム」さんのサイトに詳しく書いてありますので興味があったら是非!⇒コチラ
今回はここまでです。
大きく育っていく過程を想像したり、収穫してどんな料理に使おうか考えたりするとワクワクしますね^^続編としてメンテナンスや収穫、調理のお話も考えていますので、よかったらご期待ください!
最後までお読みいただきありがとうございました^^