期間限定商品の文化

念願の日本企業に入社したものの、新型コロナのせいで1年間イタリアでのテレワークを余儀なくされ、この4月にようやく日本でのOL生活をスタートしたイタリア人女子フランチェスカのブログです。

 

 

 

日本のとても面白い習慣は何にでも、期間限定があります。テーマがあるカフェ、キャラクターのガジェット、季節の食べ物など、期間限定の場合が多いと思います。

期間限定のことが人気そうです

覚えらなければならない大切な日本語の言葉は「期間限定」ですと気付きました。

イタリアでは最近まであまり人気がありませんでした。代わりに、日本ではすぐ気を付けることですと分かりました。ある日スーパーへ行って、その日までいつも買っていたお菓子はなくなっていました。「今日は売り切れです。明日は買います」と思って、帰りました。次の日もありませんでした。その後の日もありませんでした。友達と話した時そのお菓子の悲しい真実が分かりました…期間限定の食べ物でした!日本に着いたばかりでしたから、期間限定の物だと分かりませんでした。その後は商品に何か書いてあるかどうかいつも確認します。

実はだんだん日本で期間限定のことは人気そうだと分かりました:数ヶ月しか開けていないテーマがあるカフェや限定店…最近は期間限定の御朱印もあると学びました!

この習慣の理由は分かりませんですが、日本の文化で慣れるのが一番難しいことの1つです。今「今月のみ」や「○○日から○○月まで限定ショップ」などのサインがあるかどうかに気を付けます。でも時々期間限定な店に戻る時もう閉店しましたし、スーパーでお菓子を買いに行く時、もう売り切れしました。

東京バナナの期間限定のソフトクリームを見た時すぐ買いました!

 

このブログで期間限定の食べ物について少し話したいです。

季節性に気を付ける

12月になったらどこでもイチゴが現れます…えっ?イチゴ?日本ではイチゴの季節は12月に始まることに本当にびっくりしてしまいました!

だんだん日本で季節性の食品にとても気を付けると分かりました。普通にイチゴは春に人気ですから、初めて日本に温室で育照られたイチゴの季節は12月に始めると気付いた時本当に驚きました。でも料理を作るために各季節の新鮮な素材を選ぶことは大切だと思います。世界である習慣だと思いますが、日本でこの新鮮な素材を普通のレシピだけに使わないで、特別な新商品を作ります。この新商品は期間限定ですが、その数週間しか売らないために大量に作ります。そして、決めた期間が終わったら、急に全部なくなります。

正直に言うと、新商品の量にまだ信じられません。それで、とても短い時間でどうやって全部を売れますか?売れ残ったことで何をしますか?このトピックについて少し困っています。

 

実は味を見たらびっくりしてしまいますが、いつも新しいアイディアを出すことは難しそうです…よく自分の考えで一回考えた味を見ますが、食べてみたら、大丈夫そうです。でもまだ分からないことがあります:使った素材は季節とつながりますが、チョコミントの理由はどれですか?夏でミントのフレッシュな味わいが人気あるからですか?

今年は見たチョコミントの商品は少なかったですが、ミントはいつも人気です!

 

食品の期間限定の包装も素晴らしいと思います!よく限定のことは食べ物だけじゃなくて、その食べ物の容器です!実は箱が好きでしたから、何回も買いました!幸運にも中に入っている食べ物が普通に好きですが、時々、味が苦手で食べられませんでしたから、すぐ友達にあげました。よくデザインは本当に美しいですから、短い時期の後でなくなりますので、残念だと思います。

 

面白い包装のデザインについて一つはチューハイの缶です。味はたまにしか変わりませんが、缶のデザインが季節と合わせるように変わります。例えば最近夏の缶で花火があるデザインを見ました。

夏の限定デザイン

 

それでメッセージがあるパッケージがとても面白いと思います。例えば、昔花見の時、お菓子の後ろにピクニックで恋人ができるためのアドバイスが書いてありました!それでバレンタインの時完璧なポッキーを見つけました:ビスケットは普通より厚かったし、上にミルクチョコレートがかかっていました。でも少し恥ずかしいことがありました。箱の限定デザインに「完璧な彼氏」というキャラクターのシリーズがありました!後ろに各キャラクターの特徴が書いてありましたので、自分の好みで選べました…そのポッキーは本当においしかったですから、何回も買いましたが、とても恥ずかしかったです!

日本の期間限定な商品を作っているスピードも、できるバリエーションも私にとっては素晴らしいです。

初めて日本に来た時秋でしたから、特にハロウィーンの商品がとても多かったです。全ての店はパッケージのせいでオレンジ・黒・紫でした。どこでも行ったら、ハロウィーンのお菓子がありました。友達と色々な種類を食べてみて、10月31日にハロウィーンのパーティーをしましたが、11月1日はショックでした!もうクリスマスの期間が始まりました!オレンジの代わりに全部赤くなりました!ハロウィーンのデコレーションがどこにも一つもありませんでした!怖いカボチャの代わりに、どこでもクリスマスツリーがありました。夜中に全部変わりましたが、信じられませんでした!イタリアではあるお祝いが終わったら、全ての食品を売るために数日間売り続けますが…日本は違います!日本ではよくお祝いの終わり日付が近くなったら、セールを始めると気付きました。でもあるテーマから次のテーマに移動するスピードにまだ驚きます!

驚いたことに今年8月30日に見たハロウィーンのキャンディー!

 

イタリアで昔の伝統的なお祝いとつながります。

イタリアでも季節によって料理が変わっています。でも期間限定食品のコンセプトはとても新しい習慣ですと思います。

この習慣は現在の他の国で人気なことをイタリアでも売りたいトレンドで起こったことだと思っています。私の子供時代に限定のことはありませんでした。初めて見た期間限定は2000年代の初めの有名なアイスクリームでした。数ヶ月しか売らないシリーズを見た時、皆が興味を持ちました。その時とても特別なことでした。現在ではクリスマスやハロウィーンのイベントの時間に限定デザインの包装と有名な商品の新しい味を見つけることが多いです。前は期間限定なことは伝統的なお祝いのために作った食べ物だけでした。それは特定の食べ物だし、いつも同じ方法で作ります。

 

有名な例はクリスマスの「パネットネ」です。パネットネは毎年の冬に作られる食べ物です。とても人気ですが、クリスマスが終わったら、売れ残ったのを売るために2週間ぐらい売り続きます。10月中旬頃から1月前半頃まで売っている食品ですから、パネットネは一番長い時間で売っている期間限定の食べ物だと思います。

クリスマスのパネットネ

 

多くの食べ物は数日間だけ作られますので、見逃さないように急がなければなりません!

イタリアではカトリックの伝統が人気ですから、特別な食べ物について考えたら、一番頭に浮かんでいるのは伝統のイベントとつながっています。毎日守護の聖人の日があると知っていましたか?さらに、イタリアでは各町は自分の守護の聖人があります。ですから、町の聖人の日が近くなったら、よくお祝いやイベントなどがあります。でも一番人気なことは、その数日間でだけ作った食べ物です!

 

各町で自分の特別な食べ物を作りますが、時々似ていることもあります。例えば、子供の時一年間11月25日に楽しみしました:ラヴェンナという町でキャサリン聖人の日に「カテリーネ」というお菓子を作ります!カテリーネはチョコレートで覆われたショートブレッドだし、上に着色したアイシングデコレーションがあります。このビスケットは子供にあげることはとても人気です:女の子に人形と鶏の形があるビスケットと、男の子におんどりの形があるビスケットをあげます。とてもシンプルなビスケットですが、一日しか作らない食べ物ですから本当に楽しみにしていました。母は仕事のためその町に行きましたので、毎年ビスケットの小さい袋を持って帰りました。ほとんどが12センチぐらいのビスケットでしたが、一回もらったのは20センチでした!子供の目に素晴らしかったことですが、今もこのサイズのビスケットをもらったら嬉しいです!シンプルなレシピですが、とてもおいしいです。

カテリーネのビスケット

 

大学のためヴェネツィアに引越しした時、驚いたことに町の守護の聖人の日にカテリーネみたいなビスケットを作ります。ヴェネツィアの聖人はマルタン聖人ですから、馬に乗っている人の形があります。このショートブレッドはよく大きいサイズに作られて(20・30センチぐらいも人気です)、チョコレートで覆われても、チョコレートなしのバーションもあります。上にアイシングのデコレーションがありますが、カテリーネと異なり、アイシングでキャンディとチョコレートも付けます。

マルタン聖人のデザート。ビスケットの以上にたくさんチョコレートも食べます!「metropolitano.it」のビスケットの歴史について記事からもらった写真。

 

でもとても複雑なレシピもあります。例えば、地元の近くにある町では11月24日にミシェル聖人のためにデザートを作ります。このデザートの中に厚いカスタードの層があって、上にクルミやヘーゼルナッツなどフルーツのデコレーションがあって、トップは細いアプリコットジャムで覆われます。一週間の期間だけ作ります。町のお祝いで食べられますので、他の町から集まっている人がとても多いです!

ミシェル聖人のデザート。デコレーションはヘーゼルナッツ、アーモンドとクルミで作ります。

 

私の人生では、こんな感じの期間限定の食べ物に慣れていました。ですから、日本の早い食品の変化に慣れることに大変です。ちなみに、その伝統的な食べ物のほとんどは数日間だけで作りますが、毎年同じ時期に、同じ作り方で作ります。驚きがあまりありません。日本では去年の人気な商品をもう一回出します?または完全に新しい商品のバラエティーを作りますか?

 

日本でも伝統的なお祝いの時期で作っている物があると思いますが、他の期間限定商品はとても多いですから、区別が難しいと思います。この話を参考になれば、嬉しいです。

Ciao!

 

 


FRANCESCA BALDUZZI

FRANCESCA BALDUZZI
フランチェスカ・バルドゥッツィ
イタリア・ラヴェンナ出身
国立ヴェネツィア大学卒
2021年4月神谷コーポレーション入社

TOP