長期不在時の植物のケア方法について
- 2022.09.08
- ✎ くらしのお役立ち > たのしい毎日 > 定期メルマガ ちょこはま
目次
家を留守にする前にどんな準備が必要?
1~2日間の留守の場合
基本的には出かける直前にたっぷりとお水をあげて、日陰に置いておくと良いそうです。土が湿っている状態をキープできればOKなので、真夏以外は出かける前の水やりで十分ですね(^^)室内の場合は窓から離れた場所で、直射日光に当たらないようにしましょう。
3~4日間の留守の場合
3日経つと、植物を日陰に置いていても土の乾燥が始まってきてしまう場合があります。予防策として「保水剤」を植物に与えておくと乾燥から守ることができます。保水剤は水分を保持する機能を持つ、粗い砂糖のような見た目の個体です(液体もあります)。土に混ぜておくと、余分な水分を蓄え必要に応じて蓄えた水を土に排出する働きをします。これがあれば、出かける直前にたっぷり水やりをするだけ済みますね!
5日以上留守にする場合
約1週間の不在となると、保水剤だけでは限界があります。そんな時は自動で水やりをすることができるアイテムを使用しましょう!ここでは3つのアイテムをご紹介します(^^)どれもインターネットで購入できます♪
①自動給水機
コップ等に水を溜めておき、そこから必要な分だけ水を土に与えてくれるアイテムです。土に刺す小型な容器と、水を供給する長いチューブが繋がっています。容器に水を入れて土に刺し、チューブの先を水を溜めたコップに入れるだけで準備は完了です。
②ペットボトルに着ける吸水キャップ
自宅にあるペットボトルに装着するだけで簡単に自動吸水機を作ることができます。ペットボトルを再利用できるのでエコですね!
③紐で作る自動給水機
こちらもペットボトルを活用する自動水やりです。紐の片側を水を溜めたペットボトルに、もう片側を土に刺すことで、自動で水を土に供給してくれます。吸水キャップだと2Lペットボトルを使用することが難しいと思うので、沢山の水が必要な場合は③が便利ですね。
夏季休暇前に行ったショールームの植物たちのケア
KAMIYAの伊勢原ファクトリーショールームには沢山の観葉植物があります。毎朝水やり(必要な植物のみ)をして、社員みんなで大切に育てている植物たちです(^^)8月の夏季休暇に入る前に、約1週間水やりをしなくても枯れないよう対策を行いました!実際の体験談としてお伝えします♪
1.土の乾燥を防ぐ保水剤を与える
まず最初に植物たちを屋外へ出して日光浴をさせ、保水剤を混ぜたお水をたっぷりと与えました。こうすることで、しばらく水やりをしなくても土が乾かないようになります!先ほどは土に混ぜる固形の保水剤をご紹介しましたが、今回私たちは水に混ぜて使うことができる液体の保水剤を使用しました!今回使ったのは「アクアゲイン」という保水剤です。
2.水やりを自動化する
保水剤を含んだお水をたっぷり与えましたが、それでも夏場は暑さが厳しいため直ぐに乾燥することが予想できました。(この時は8月上旬でかなりの暑さでした!!)そのため、自動で水やりをすることができるアイテムを各鉢に設置しました。今回使用したアイテムは、その名も「水やり当番」です!!(笑)
ペットボトルから水を吸い上げ、水を土に与える働きをします。毛細管現象を利用した浸透式で、土の乾き具合にあわせて給水量を自動で調節するため、植物が 適切な水分量を長い間保つことができる優れものです!
使い方はとても簡単です。
まず、水の入ったバケツと、水を入れたペットボトルを鉢の数だけ用意します。
そして土に刺す部分いっぱいに水を入れ、そしてキャップを閉めるのですが、この時にキャップとセラミック部分の間に空気が入るとうまく水が出ません。
空気が入らないようにするには、バケツの水の中でキャップを閉めるとやりやすいです。
あとはキャップについている緑色のひもの先端を水をいれたペットボトルに入れ、セラミック部分を土に深く刺す、これだけです。
そして鉢はできるだけ日陰にまとめて置いておきました。
これできっと・・・大丈夫なはずです・・・(;^_^A
対策したとはいえ、真夏の長期不在はショールームができてから初めてだったので、実は結構心配でした。
休み明けに、かなりドキドキしながらおそるおそる植物の状態を見たのですが・・・みんなちゃんと元気でした!(*´▽`*)ホッ
9月に入って暑さが落ち着き、シルバーウィークも控えているので、長期でお出かけされる方も多いのではないでしょうか?この記事が参考になりましたら嬉しいです!また更新します(^^)