まるで美術館!羊羹だけじゃない「とらや」の喫茶とは?
- 2023.01.12
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500年の歴史がある、和菓子の老舗「とらや」
創業は室町時代後期、約500年に渡り一流の和菓子を作り続けている「とらや」の赤坂店に行った体験をシェアします♪赤坂店は建築としても有名なので建物を見ることを目的で行ったのですが、、、すっかり和菓子の魅力に取り憑かれてしまいました!2023年は和菓子を沢山食べていきたいと思います(^^)(笑)
ヒノキを贅沢に使った、圧巻の空間
とらや赤坂店は赤坂見附駅から徒歩で約5分。沢山の高層ビルがあるオフィス街の中に急に現れる、低層でガラス張りの上品な佇まいが印象的です。道路を挟んですぐ隣には赤坂御所があり、お店の外も中も閑静な雰囲気が漂っていました。なんでも、とらやは創業した室町時代から「御所御用(天皇陛下に品物を納めること)」をしていたとか。
中に入るとヒノキを贅沢に使った空間が!1階はエントランス、2階は売店、3階は喫茶、そして地下にはギャラリーが併設されています。エントランスではスタッフの方が来店目的を確認して案内をしてくださいます。私は週末の12時頃に行ったのですが、その時はカフェの待ち時間が20分でした。売店やギャラリーを見ているとあっという間に時間が経つので、楽しく時間を過ごすことができましたよ(^^)(※お茶の時間帯の15時ごろはもっと混んでいるかもしれません。)
ギャラリーでは「形物御菓子見本帖と四季の植物意匠」の展示が開催されていました。見本帖はデザイン帳を意味し、お客様がお菓子を注文するための商品カタログのような役割を果たしていたそうです。今回の展示では見本帖の中から選ばれた一部のデザイン画が展示されていました。ギャラリーはシーズンで展示が変わるので、また春になったら行ってみたいなと思っています(^^)
上質な和菓子を堪能
3階の喫茶には大きな装花が!檜で統一された空間に色が出て綺麗ですね。店内には小さいお子様連れの方や、1人で本を読みながらお食事をされている方もいて、誰でも過ごしやすい雰囲気を感じました。メニューには和菓子の他にお食事系もあったので、ランチで利用することもできます。
今回私はお汁粉をオーダー!元々お汁粉は好きで、スーパーでレトルトを買って食べたりもしていたのですが、このお汁粉は一味違いました。普段食べていたお汁粉はスープのような水っぽい質感だったのですが、とらやのお汁粉はお箸ですくえるくらいの粘度がありました。また、私の中で「上質な食べ物は薄味」というイメージがあったのですが(笑)、このお汁粉はしっかり味があって甘さも感じます。それも全くしつこさはなくて、最後まで美味しく頂くことができました。(本当はおかわりしたかったです、、)ちなみに、写真に写っている緑の飲み物は抹茶グラッセ(甘くない抹茶ドリンク)、赤いお皿に入っているのはお口直しの塩昆布です。
こちらはホットの抹茶が入って出てきた器なのですが、、、可愛すぎませんか?兎年に合わせて用意されたのでしょうか。他にはどんな器があるのか気になっちゃいますよね。ワクワクするポイントが沢山ある楽しい時間でした(^^)
和菓子が食べたくなってきたあなたへ
私のとらや赤坂店での体験は、お菓子が美しく美味しいことはもちろん、お店の「心地よい上品な雰囲気」がとても印象的でした。今年は海外に住む友人が日本に来るかもしれないので、その時にはここに連れてきたいと思います!ぜひ機会があればとらやのお菓子と空間を体験してみてください。(とらやの店舗一覧はこちらから)
羊羹のイメージが強いとらやですが、2階の売店には羊羹以外にも季節に合わせた色とりどりの和菓子が並んでいました。14時頃にはレジに長蛇の列ができていたので、購入は空いている12時頃が狙い目です!
遠方の方はオンラインストアでもお買い求めいただけるので、ぜひチェックしてみてください(^^)(とらやオンラインストアはこちらから)