どちらも大好き!イタリアと日本の楽しすぎる夏祭り
- 2023.09.08
- ✎ 定期メルマガ ちょこはま > 日本のOLになったイタリア女子
イタリアの夏の祭り
イタリアでも夏になったら、色々なフェスが始まります。小さい村の祭りから全国で有名な祭りまで、多くのイベントが開催されます。このブログで私の好きなイベントについて少し話そうと思います。
音楽と劇場ショー
一番人気なフェスは音楽に関してのイベントだと思います。夏の良い天気で野外音楽祭に参加することはとても面白いです。一番人気の音楽ジャンルはロックとポップですが、多くのイベントでジャズとクラッシック音楽のコンサートもあります。こういった音楽イベントは、広い公園やアリーナのフェスだけではありません。よく町の歴史的中心部で開催されていますので素敵な音楽を聞く上で、周りのきれいな建物も見えます。
外でのイベントはコンサートだけではなく、オペラや演劇などの劇場ショーも外に移動します。時々、すごく特別な場所で開催されるので、写真を見ても信じられないぐらいです!例えば全国にある古代ギリシャとローマの劇場でよくショーを開催されます!何世紀も前に建てた場所ですが、現在でも使っています。この場所でショーを見たら、面白いパフォーマンスも楽しめるし、この世界であまり見えない特別な場所の雰囲気も感じられます。
私の地元ですごく人気になったイベントは、夏の時期だけ存在している場所で開催されます。7月に小麦を刈った後の畑の真ん中に、藁で作った俵を使ってアリーナを建てます!暑い夏でも田舎で夜は涼しくなって、パフォーマンスを見ながら空にある星も見えます。俵で作った場所ですから、1週間で終わりますが、地元の皆さんは一年間楽しみしているイベントです。さらにパフォーマンスに興味がなくても、フードスタンドで地元の食べ物も食べられるし、イベントのため作ったアートのインスタレーションも見られます。もちろん、このインスタレーションもナチュラルな素材で作られますので、イベントが終わったらなくなります!
「ピンクの夜」
私の地元で行う全国的に有名なイベントは「Notte rosa」という祭りです。このフェスはエミリア・ロマーニャ州の100キロの海辺で三日間開催されます。色々な町が参加して、子供向けから大人向けまで朝から夜まで様々なイベントがあります。さらにだいたい全てのイベントは無料です。多くのコンサートで全国的にも、そして時には世界でも有名なシンガーのパフォーマンスがあります。スポーツイベント、アートの展示、子供へのアクティビティ、食べ物、コンサートなど、起こっていることの数を数えられません!
名前の意味は「ピンクの夜」ですので、テーマはピンクです!皆さんは必ず服やアクセサリーなどピンク色のものを身に着けます。ピンク物を忘れたら、フェスで帽子・ティシャーツ・ネックレスなどをどこでも買えます!何年か前はピンクの物を着たら、その辺の有名な遊園地に無料で入ることもできました!この理由で若者の皆さんはこのフェスにさらに楽しい思いをしました。
メインイベントの一つは海辺での花火大会です。今年は30キロの海辺である7つの町から同時に花火を打ち上げました。海の上に花火を打ち上げましたので、水面に光の反射で夢のような雰囲気になったらしいです。海辺で建物がないので遠くからも見えました。花火が多くても皆さんは花火大会の開催時間の長さを聞いたらびっくりしてしまうと思います…10分だけでした!日本の花火大会と比べたらとても短いですね!
古代生活の祭り
子供の時大好きな祭りは古代生活の祭りでした。多くの町は、祭りが行われる夏の数日間はまるで過去に戻ったみたいです。一番人気のテーマは中世(西暦476~1492年)の生活だと思いますが、もちろん他の時代の祭りもあります。多くの町でまだ古い建物がたくさんありますので、少ない装飾でも古代の雰囲気を簡単に出せます。
祭りのために多くのレストランは限定のメニューをするし、フードスタンドでその時代の食べ物を食べてみることができます。子供の時中世祭りへ行った時シンプルなテラコッタのお皿と、木材で作ったフォークとスプーンだけで食べたことが本当に楽しかったです!
そして、フェスの時には、その時代の仕事の仕方を見ることができます。ワークショップに参加したら、伝統的な仕事を学ぶチャンスもあり、さらに手作り商品を買うこともできます。布・編まれたバスケット・木材と金属の商品などの作成を見て終わったら、買うこともできます。一回は吹きガラスの製造も見ました!
メインイベントの中に古代音楽のコンサートや歴史的な衣装のパレードがあります。時々中世の馬上試合と剣術トーナメントもあります!この祭りには、もちろん普通な服で行けますが、その時代の服を着て参加したら、とても面白いと思います。
イタリアで歴史がある町が多いですから、この祭りはとても人気です!
日本の夏祭り
とても有名ですので、日本に来る前にも夏の祭りについて色々なことを聞いて、とても見たかったことです。子供の時アニメでキャラクターが夏の祭りへ行くエピソードを見たらとても楽しいイベントだと思いました。祭りは何種類もありますが、このブログで私の好きな3つについて話します。
花火大会
日本の夏花火大会は世界で有名だし、私の夢は参加できることでした。アニメでこのフェスは見たことがありましたが、本物はもっと楽しかったです!でも一番驚いたことはショーの長さです!イタリアでは花火大会の大部分は20~30分ぐらいだと思いますが、私は10~15分以上のは見たことがないと思います。この理由で日本に1時間・1時間半のショーがあると初めて聞いた時信じられなかったです!多分この長さの違いのせいだと思いますが、イタリアと日本では始まる時間がとても違います。よくイタリアでは花火大会はイベントの終わりになりますので、10時・10時半からスタートします。時々12時からスタートもあります!でも日本では暗くなったらすぐに始まることが多いと思います。両方に良い点があると思います。イタリアの遅い花火が終わったらすぐ帰りますので、思い出しながら帰ります。でも日本の祭りでは、花火大会が終わったあとでまだ祭りを楽しめる時間があります。
一度は浴衣を着て、花火大会へ行きたいですが、残念ながら日本の夏の蒸し暑さのせいで私には無理だと思います!何回も「今度は着てみよう!」と思っても外の天気を見たら普通の服で行った方がいいと思いました。それをできれば最高の花火大会の経験になると思います!
盆踊り
いくつもの祭りで一番魅力的な一つは盆踊りです。踊らなくてもこの祭りのエネルギーは最高です!実は今年初めて私もちょっとだけ踊りました!あまり上手ではないので、オフィシャルグループに参加することは私にとっては無理です。でも今年の上野夏祭りでステージの前に先生は踊り方を皆さんに教えていただいたので、パレードが始まったら、私も参加しました!この祭りでプロフェショナルなダンサーはいなかったので、パレードに参加している皆様は祭りへ行ってみた人たちでした。踊ってみるのは楽しかったですが、実はステップはとても簡単でした!(笑)
今まで見た祭りの中で一番好きなのは高円寺の阿波踊りです。今年は何年かぶりに行けましたが、初めて行った時と同じ楽しさでした!今回は一番前の席も取れました!この無料席があると知らなかったですが、高円寺に着いたばかりの時にチャンスがあって席がとれました。待つ時間と祭りの時間で4時間ぐらいずっと動けなかったですが、面白かったので、あまり長く感じられませんでした!
ダンサーとミュージシャンのパフォーマンスは素晴らしいし、着ている着物と装飾も美しいです。祭りが終わった時に拍手しすぎたので手は真っ赤になったと気付いていました!
盆踊りの祭りに関しては寂しいことは一つだけです:1~2日間のイベントだし、同じ日に色々な盆踊りがいろんな場所である可能性が高いです…一つだけ選ぶのは無理です!!
屋台
日本の全ての祭りの最高共通点は…屋台です!
日本にいない時とても懐かしいことです。コロナの後で戻ったらすぐ屋台のために祭りへ行きたかったです!残念ながら当時はまだ禁止でしたが、今ありますので本当に嬉しいです!お店の種類が多いし、作りたての料理はおいしいです!時々祭りの詳細を見なくても、「屋台があります」だけ読んだら行くようにしました!(笑)
もちろん屋台は夏祭りの限定なことではないですが、夏が一番食べやすい時期だと思います。例えば冬の時ダウンジャケットで歩きながら食べるのは難しいです。でも私の一番好きな食べ物は夏食べるのは本当に大変ですが…じゃがバターです!夏の暑さで何分待っても熱すぎますので猫舌の私には食べにくいです。でも屋台の美味しさを説明するためにじゃがバターはとても良い例だと思います。シンプルな蒸かしたジャガイモにバターを入れますが、家で作ったジャガイモと比べたら祭りで買ったのが最もおいしいですね!
夏ならじゃがバターよりかき氷が人気だと思います。夏の暑さと戦うために最高です。美味しそうな屋台がたくさんあっても暑さのせいで食べる気がしないときでも、かき氷はこ食べやすいです。祭りを見ながらかき氷を食べるのは気持ちがいいと思います。人気で日本の夏のシンボルになったと思います。
屋台の真ん中を散歩することは大好きです:食べ物を作る店員の手さばきの良さ見たり、作りたての食べ物のかおりを感じたり…このブログを書きながら屋台に行って食べたくなりました!
皆さん夏の祭りへよく行きますか?一番好きなことはどれですか?
このブログが面白かったら嬉しいです。
Ciao!
FRANCESCA BALDUZZI
フランチェスカ・バルドゥッツィ
イタリア・ラヴェンナ出身
国立ヴェネツィア大学卒