イタリア人OLは日本で料理を作ってみます~!

日本で新しい体験をつくり続けるOL3年生、イタリア人女子フランチェスカのブログです。

 

 

日本の料理が大好き、チャンスがあれば、今まで食べたことがないものは全部食べてみたいです。料理をすることも好きですが、イタリアと比べたらいろいろな面で違いがありますので、日本で料理をするために少し工夫しなければなりませんでした。このブログで日本で料理をしたことについて書こうと思います。

日本のキッチン

日本に引越しする前にとても知りたかったことは私のアパートのキッチンはどんな感じでしょうか?ということでした。実家のキッチンはちょうどいいサイズで、オーブンのほかにコンロ・鍋・家電などもたくさんありました。引っ越したら、全てのものを買わなければならないので、出発をする前にも道具のリストを書き始めました!中でも一番心配していたことはコンロが一つしかないことです。日本では多くの部屋でコンロは一つしかないと聞きました。私は同時に3つのコンロを使うことに慣れていますので、一つしかなかったらとても不便になることが心配でした。でも実際に初めてアパートを見た時2つがありました!それほどたくさん必要ではなさそうですが、私にとっては本当にラッキーでした!

 

キッチンの家電と言えば、日本とイタリアで大きく違うのはオーブンのサイズです。電気店でたくさん見ましたが、日本のものはちょっと小さいと思いました。イタリアの一般なオーブンはコンロもセットになっていて、奥行きもかなり深いです。日本ではカウンターの上に置くタイプで内容量も小さめに感じます。一人暮らしで小さくても問題ないと思いますが、私のレシピの量だと多すぎますので、オーブンのサイズは足りないです!それほど頻繁に使わないので、買わなくてもいいと思いましたが、オーブンで作られる料理はとても懐かしいです。

イタリアで人気なのはこのようなオーブンとコンロのセットです。 (写真はメーカーのウェブサイトから)

逆にイタリアのキッチンにはなくて日本のキッチンにあるのは魚焼きグリルです!イタリアにないので、初めてコンロの下に魚焼きグリルを見た時びっくりしてしまいました。使い方が分からなくて、魚だけのためだと思いましたので、一年間に一回も使ったこともありませんでした!ある日、同僚と話しながら、何にでも使ってもいいのだと分かるようになりました。使うことが楽しみです!一回も付けたことがなかったと言った時、同僚達は信じられなかったです。使い方について色々なことを聞きましたが、私はガスか電気オーブンのどちらなのかも分かりませんでした!なのでその日は帰ったらすぐ確認しました!グリルの温度の調整はあまりできないのでケーキなどのものはもちろんできませんが、他の料理で使うのを楽しみしています。夏で暑すぎましたので、あまり触ったことがないですが、これからの涼しい季節で色々な料理をしてみたいです!テストのため一度焼き餅だけしました。シンプルでもとても美味しかったです!

 

日本ではオーブンより電子レンジが人気だと思いますが、実家であまり使いませんでしたので、私は最近まで買わなかったのですが、この頃時々食べ物を温めるだけのために使います。でも日本では電子レンジで色々なことができると学びました。食べ物を温めることだけでなく料理も作れます。実は私はまだ温めるだけのために使い続けていましたが、本屋で電子レンジの料理本を何種類も見て、ちょっと作ってみたいと思いました!でも電子レンジでパスタも作れることは本当に信じられません…

 

日本の面白いことは、何のためにでも道具があります!実家のキッチンにもツールが多かったですが、日本には、すごく便利な道具が多いです!実際には多くのものはあまり使わないので、今使う商品だけ買うべきですが、初めて日本に来た時は我慢できず、いろいろ買ってしまいました。

例えば、イタリアには「ランチパック」は売っていません。日本で食べておいしかったので後で実家でも作りたくて、100円ショップでランチパックを作れるツールを見つけてすぐ買いました!でも帰ったら一回しか使いませんでした。おにぎりを作れるツールも買って、必ず何回も使うと思いました。でも、実際には手でも作りやすいと感じましたので、それも一回しか使わなかったです!(笑)

 

でも、その他の道具は日常生活に欠かせなくなりました!例えば、料理を作るために長いお箸はとても使いやすいですが、後ろ側にスプーンとフォークがあるタイプは最高です!この特別なお箸で他のツールはいらなくなりますので、本当に便利です。

他の物は電子レンジで蒸し料理を作るための箱です。最近イタリアでも見たことがありますが、数年前買った時日本にしかなありませんでした。おばあちゃんに使ってもらおうとプレゼントしましたが、欠かせない物になりました!おばあちゃんはとても気に入って、壊すことを心配したので、「これは最高!安心のためもう一個買ってね!」というお願いを私にしました!

日本に引っ越してから買った道具は立っているしゃもじ・皮むき器と丸める水切りラックです。丸める水切りラックはイタリアでもあるかもしれませんが、必要ではなかったのであまり気付いていなかったです。でも今のキッチンはちょっと小さいので使いやすいラックを探しました。選ぶことは思ったより本当に難しかったです。形のバラエティーはすごいです!丸めるタイプ、拡張可能タイプ、すべてとても使いやすいだそうです。結局丸めるタイプを買って、本当に便利です!

 

材料について

日本の料理

始めて日本のスーパーに入った時気になったのは調味料のコーナーです。私の地元には、アジア料理の専門スーパーはあまりないので調味料のバラエティーがとても少ないです。基本的にスーパーでは、しょうゆが1種類しかなかったです。最近は大きなスーパーで減塩しょうゆや焼き鳥ソースなどありますが、1つのブランドしかないです。大きな町では、アジア料理の店があるかもしれませんが、地元で1つだけしかありませんでした。日本でしょうゆを探した時驚いたことにしょうゆのためだけの棚がありました。違いはブランドだけではなく、各種類はそれぞれ別の味があったり、おススメで合わせる料理があったり…でもよくわからなかったので、迷って、結局何も買わないで帰りました!帰ったらグーグルで色々な違いについて調べて、次の日はスーパーにもう一回行きました(笑)そして、地元で250mlのボトルだけ買うことができました。そのサイズだけありましたが、あまり使いませんでしたから問題ではありませんでした。日本のサイズはほとんど750mlか1リトルです!あまり好きじゃないタイプを買うことが心配しましたので、一般的なしょうゆ買いましたが、小さいボトルを買える場合には色々な使ってみたかったです。

 

実は私は、調味料を買う前に必ずインターネットで調べてみます。時々見た目でどんなものですと分かったと思いますが、詳細を読んだら、全く違いことだと気付きます!例えば、みりんとお酢が見た目でとても似ています!でも買い間違えたら困っていますよね!そして驚いたことにお米のお酢はイタリアであまり見たことがないですが、日本に何種類も見つけました!

 

日本料理を学ぶことには興味がありますが、材料はあまり分からないし、使い方もよくわかりませんので困りましたでも友達のおススメで普通のレシピの本を買わないで、お子さんへの本を買いました。「はじめてのお料理レッソン」に、レシピは簡単で、各ステップのための写真があって、フリガナも書いてあります…基本のことを学ぶために最高です!
イタリアで材料を見つけにくくても、日本で食べたものを自分で作ってみるのはとても面白かったです。よく100%レシピ通りにしないで、好きな方法でカスタマイズをしてみます。これからも色々なレシピを学ぶことに頑張ります!

 

イタリアの料理

日本料理を作ってみる以外にイタリアの料理も作るのが大好きです!でも時々本当に難しいです!

日本では色々な材料は見つけにくいし(ある物は一回も見たことがありません)、あれば買えられないぐらい高いです。もちろん海外の物ですから、値段は高くなり、人気ではない物は普通のスーパーでありません。でも私にとっては一番残念なことがパッケージの量です。日本ではパッケージの中にある量は少なくて、イタリアのパッケージと同じ量を作るためには何個も買わなければならないです。

 

実は思ったより見つけられる海外の食べ物が多いです。色々な外国人の友達から聞いたことですが、皆さんはチーズの種類がもっと欲しいです。多分日本では輸入は難しいか、そんなに人気ではないかもしれません。私はあまり食べませんでしたが、日本に引っ越したから本当に懐かしいことになりました!実家に帰ったらいっぱい食べたくなりました!イタリアではチーズは200~500grで売りますが、日本では一人前のパッケージが人気だそうです。特にイタリアの有名なパルメザンは皆さんは毎日いっぱい使いますので、1kgのピースも簡単に買えます。日本ではすごく小さいです!日本料理であまり使わないかもしれませんが、私の作りたい料理で一人前でも足りないかなと思いました。

大きいスーパーでこのようなチーズのコーナーは何個があります!

 

そして、気付いたことは日本にパスタの形の種類は少ないです。色々なブランドのスパゲッティがどこでもありますが、他の形は時々ほとんどありません。例えば、皆さんは「ペンネ」と言いうパスタは見たことがあると思いますが、イタリアではパスタの種類は無限です!長い、短い、違う小麦粉など…各ソースのためにおススメ形があります!イタリアの州によって有名なパスタもありますので、何回も観光しに行った時ある場所のパスタを持ち帰りました!

よくイタリアのスーパーでパスタのこーナーは1・2つ通路になります!

でも日本のスーパーで一回も見たことがないことは詰め物パスタです。大好きですが、手作りで作ってみたい場合にも材料は見つけにくくて、高すぎますのでやめました。詰め物パスタの形が多いし、詰めは野菜・チーズ・肉などのコンビネーションがたくさんです。日本で見つけたら、是非食べてみてください!

 

イタリアの同じレシピを作るのはちょっと難しいですが、日本にある材料で新しいレシピを作ることや様々な伝統の味を組み合わせ実験することは本当に楽しいです!

これからも日本料理を作りことに頑張ります!
皆さんはおススメがありますか?

このブログは面白かったら嬉しいです!
Ciao!

 


FRANCESCA BALDUZZI

FRANCESCA BALDUZZI
フランチェスカ・バルドゥッツィ
イタリア・ラヴェンナ出身
国立ヴェネツィア大学卒

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