クローゼットの防災対策
- 2024.01.19
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目次
あけましておめでとうございます。
2024年、今年は能登半島地震の衝撃的なニュースから始まり、ショックを受けた方も多いのではないでしょうか。
私もその1人で、まさか元旦から。。。という想いでした。
年始に『折戸(クローゼット)の地震対策でおススメの方法はないですか?』とのお問合せをいただきました。残念ながらKAMIYAで防災用の商品はないのですが、一般的な金物を使えば対策ができますので今回ご紹介したいと思います。
自助とは
ネットを見てみると「自助(じじょ)」「共助(きょうじょ)」「公助(こうじょ)」いう言葉を多く目にしました。
私は知らなかったのですが、災害への備えを考える時に3つに分けることができるそうです。
「自助」とは、災害が発生した時に、まず家族も含め自分自身の身を守るコト。
「共助」とは、隣、近所などで互いに助け合うコト。
「公助」とは、公的機関が援助するコト。
まずは「自助」として、自分の身は自分で守る!(まだヒョロヒョロの中学生の息子では頼りにならない?!)
家族が出来たら、守られる側から守る側になってきますので、この言葉は心に響きます。
では、手はじめに何をすべきかと言うとそれは。。。生活の見直し!
なぜかと言うと、『家の中になる家具やモノは地震の時に凶器になりえる』からです。
そこで、
なるべく部屋に物を置かない
家具を固定する
収納の中身が出てこない様にする
など、前から聞いたことはありますが、防災を考えた今、見直しをしてみましょう。
家が耐震でしっかりしていれば建物は壊れないので、モノがない部屋が家の中にあれば、そこへ避難するのが一番安全です。
ですが、そんな部屋を作ることは中々難しいと思いますので、まずは物を減らすことから始めるのが良さそうですね!
収納扉が開かない様にするための防災グッズ紹介
ここからが私たち室内ドアメーカーがご提案する防災対策になりますが、物が凶器にならない様、収納の中から物が飛び出さない様にします。
そこで何をするかと言うと、古典的ですが扉が揺れで開かない様に固定してしまいます。一般的にそのような対策グッズがいろいろありますが、ちょっと一つアクションが増えるので、普段の開け閉めはちょっと不便にはなりますが、頻繁に使わない場所を固定しておくだけでも飛び出す場所が減りますので、震災対策としておススメいたします。
①シンプルな作りとシックな見た目【MAVEEKベビーガード】
こちらはベビーガードですが、地震対策にも使えます。
両開き戸、折れ戸、引き出しの扉などに利用可能。強い粘着性のテープですが、剥がしても家具に跡がつきにくく、キレイに取ることができます。片側のボタンをスライドしロックを解除して扉を開ける事が出来ます。
引用:Amazonジャパン
②キュートな見た目はまるで壁のオブジェのよう【ねこの安心扉ロック】
かわいい~!と思わず声を上げてしまう可愛さ。最初に見た時は、何かわかりませんでした。
両開き戸に利用可能。扉の左右の扉の真ん中に取付し扉が開かない用にロックします。
ただ、ロックを解除するとそれまでの可愛さは一変。ちょっとホラーです(笑)
引用:旭電機化成株式会社
④イタリアの家電製品にありそうなポップなデザイン
こちらもワンタッチで付けられる粘着タイプ。使い方はシンプルですが、デザインにひとくせアリ。
お好みもありますが、おしゃれなデザインで個人的にお勧めです。どこかのデロンギのトースターに何となく近いデザインです♪
引用:Amazonジャパン
⑤インテリアのイメージを損ないたくない方に【マグネット式チャイルドロック】
耐震対策はしたいけど、耐震グッズをつけるとせっかくのお気に入りのインテリアが台無し。。。
と思っていた方におススメ。防災士の方が監修した本格派です。
引用:Amazonジャパン
⑥ダイヤルを回すだけ!【IPPONベビーガード】
こちらもモダンなデザイン。ダイヤルをまわすだけで簡単なので、毎日の習慣になってしまえば使うのも楽そうですね♪
引用:Amazonジャパン
参考:こんなアイテムもあります【fogman冷蔵庫ドアロック】
剥がして貼るだけの3STEP!簡単に取り付けが完了します。ボタンで開く仕様なので、お子さまには開けにくくできています。オブジェとしてわざと付けているようにも見えます。
引用:Amazonジャパン
いかがでしたでしょうか?調べてみると実に様々な耐震グッズがありました。
今回お問合せいただいた折れ戸用の耐震グッズを探しましたが、専用のものは残念ながら見つかりませんでした。今回ご案内させていただいたキャビネットロック(両開き用)のように取付を開かない様にするなら、同じ様に使用することは可能です。あくまでも一例ではありますが、似たような商品はたくさんありますので、ご家庭にあった物を試して対策を取ってみてはいかがでしょうか?
折れ戸に設置する際に気を付けていただきたいのは、手を掛ける位置とロックの位置が少し離れているので気が付かずロックをかけたままうっかり折戸を開けようとすると、耐震グッズがバキッと折れてしまうかもしれません。
今回、お問合せいただい内容を元に調べてみましたが、またドア廻りで気になるご質問等ございましたら、ご相談くださいませ。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
↓この記事を書いたのは
ユーザーサポート課 恩田