第１回ミラノサローネ2024最新情報

2024.05.11

✎ 良質インテリア

世界最大のインテリアとデザインの祭典　ミラノサローネ2024をKAMIYAが独自の視点でお伝えします！

このブログが生まれたきっかけ
世界中のインテリアが集まる　ミラノサローネとは？
想像を超える広さ！展示会場
世界中からくる来場者！
Milano Design Weekとは

このブログが生まれたきっかけ

自分の家を建てる時に思い描く理想の空間、あこがれるお部屋ってどんな空間ですか？
ちなみに眠りが浅い私はたまに夢を見るのですが、定期的に「家」の夢を見ます。その時はいつも今住んでいる家よりも広くてちょっと豪邸です(笑)

家を建てる人の多くは、まず建てたい家の理想を描きつつも、予算との兼ね合いですべてがその通りには行かず、優先順位をつけて出来るだけ理想に近いカタチに持って行くのではないでしょうか？※ちなみに私はプランを確定出来るまでに何度もやり直し、プランの完成までに半年かかりました(笑)

家を建てる前は間取りや建材、設備の事を考えることが多いと思いますが、住み始めてからは、好きな物に囲まれ、心地良い空間で快適に暮らすためにインテリアを楽しみたいものです。

先日インタビューに伺ったフルハイドアユーザーのお客様がとても印象的でした。
このお客様が実践されているコトはとてもシンプルで、常にインテリアを飾るスペースを作るため、きれいに片付けらることを意識されています。インテリアの情報を得る為のアンテナを張っていてセンスを磨かれているのですが、そのインテリアを定期的に交換しているんです。これなら変化を楽しむことができますし、毎日のワクワク感がずっと続くと思います。

気になる方はこちら↓の記事を是非ご覧ください♪
暮らしがちょっとだけ楽しくなるblog
お手本にしたい！いつまでも「まるでモデルルーム」な住まい方

今は、ネット環境さえあれば情報はどんどん入ってくる時代。
逆にいえば、どの情報が有用なのか、自分で選別していかなければならないという事ですよね。

今回、このブログを立ち上げたのは、これまでずっと空間を考えてきたKAMIYAが家づくりやお部屋作りをする皆さんにとってお役立ちの情報をお届けしたいと考えたからです。

2023年につづき、今年もミラノサローネを視察してきました。そこで私が目にしたもの、感じたことをテーマに分けてお伝えしていきたいと思います。
空間を考え、暮らしをより豊かにしたいと願う人の一助になれば幸いです。

世界中のインテリアが集まる　ミラノサローネとは？

ミラノサローネは、建築業界やインテリアショップなど販売に携わっている方ならご存じかと思いますが、そうでない方はあまりなじみのない展示会ではないでしょうか？

ミラノサローネですが、その名の通りイタリアのミラノで毎年４月に開催される世界でも最大規模の家具見本市です。正式名称は「Salone del Mobile.Milano （サローネ・デル・モービレ・ミラノ）ミラノ国際家具見本市」と言います。
1961年から開催されており、1967年からイタリア国内の展示会から国際的な展示会となり、各ブランドやデザイナーが最新の作品を発表される、デザインの最先端の場として知られています。

想像を超える広さ！展示会場

展示会が行われているのが、ミラノ郊外のロー市にあるRho Fiera Milano（ロー・フィエラミラノ）という展示会場でとにかく大きい！(笑)

どれくらい大きいかと言うと、会場の入り口から一番端の展示ブースの端まで、直線距離で1.5㎞あり、入口から展示ブースの端まで歩くと約20分程かかる広さです。

この距離感、ディズニーシーの端から端まで歩くイメージです。

どれだけ広い展示会場だという事をわかっていただけたでしょうか？

世界中からくる来場者！

かなり大規模な展示会なんですが、来場者がどれくらいかと言うと、日本の建材の展示会がおおよそ34,400人の来場者数に対して、ミラノサローネは約370,000人。10倍強にもなります！

Milano Design Weekとは

さらにこれだけではありません。

この６日間の開催期間は「Milano Design Week」と呼ばれてれいるのですが、この期間にミラノ市内ではFuori Salone（フォーリサローネ）という展示会を行っています。市内の小会場や庭園、ショップ内などいたるところでブランド各社が新作発表やインスタレーションの展示を行っています。ちなみにFuori Saloneとは「サローネの外」と言う意味です。この「Milano Design Week」の期間中に全世界から100万人規模の人がミラノに訪れて賑わう世界一のデザインの祭典と言われています。