3ヶ月間の夏休み??イタリアと日本の夏休みの違い

日本で新しい体験をつくり続けるイタリア人OLフランチェスカのブログです。

 

 

イタリアで夏休みは学生が一番楽しみにしている期間です。
日本にも夏休みがあると聞きましたが、私にとってびっくりすることが色々あったのでこのブログでイタリアと日本の夏休みの違いを書きたいと思います(^^)

3ヶ月間の夏休み

まず、考慮しないといけないのはイタリアと日本の学年の区切りで、ここが大きく違います。日本の学年は4月から3月までですが、イタリアでは9月から6月までとなります。

イタリアの夏休みは大体12週間となります!日本と同じ、各自治体(イタリアでは州です)は学年の初めと終わりを決めますが、夏休みは大体6月中旬から9月中旬までとなります。実は他のヨーロッパの国と比べてもイタリアの夏休みはトップ10に入る長さです。こんなに長く休みを取れる理由は、他の国と比べるとイタリアは授業の時間が多そうです。一年の休みはこの夏休みに集中して、他の休みは短くなります。

この長い時期に慣れていますので、日本の夏休みが1ヶ月しかないと聞いた時本当にびっくりしてしまいました!でもよく考えたら、日本では学年の終わりではなくて、学年の中ですので休みは長すぎたら、休み前に勉強したことを必ず忘れてしまうと思います。

3ヶ月間休める時期

もちろんイタリアでも宿題がありますが、休める時間と他のアクティビティをできる時間が多いです。でも日本の学生は休みでもとても忙しいと聞きました。宿題や、人によってはお盆の行事や帰省もあってそれほど自由な時間がないと聞きました。

日本で夏休みは学年中になるので宿題が多くなると思いますが、量を聞いたらびっくりしてしまいました。塾にも行くと聞いて本当に信じられなかったです!後は今まで知らなかったことは自由研究もあるということです。実は自由研究のために楽しいこともできそうですが、選んだテーマによって、作成時間が長くなるかなと思っています…

私の子供の頃は夏休みの宿題のために基本的に三つの事がありました。1つ目は夏休みの日記を書くことでした。これは日本にもある宿題だと思っています。2つ目は何冊の本を読むことでした。よくこの本は次の学年を始まったら、授業のトピックスになったので、とても大切なことでした。3つ目は全ての科目を含む練習帳を完成することでした。実は練習帳について面白いエピソードがあります。勉強する習慣を維持するために、本来は夏休みの宿題はゆっくりと着実にすることがオススメだと思います。でも私のクラスで誰が早く練習帳を終わらせるか競いました!休みがはじまってすぐに1日間で全ての本を終わらせる学生もいました!!

休みの時どの国でものご両親は心配していることは、学校が休みの間子供をどこに預けるかということだと思います。さらにイタリアのように3ヶ月間の休みの場合は早めに準備をしなければならないと思います。よくあるソリューションは夏のクラブに参加することです。プライベートか町から管理したクラブがありますが、両方とも子供のために一日のアクティビティを準備します。勉強するための時間がもちろんありますが、一日の大部分はグループゲーム、スポーツと楽しくて教育的なアクティビティのためです。後は時々プールか遊園地へ行くこともあります。このクラブでいつもの友達とも遊べるし、クラブで初めて会う子供とも遊べますので、子供たちにとても楽しいです。

画像はこちらから Immagine di freepik

クラブに参加しない子供も多いです。祖父母や他の家族のメンバーがいるので、夏休みは一緒に過ごします。実は私もそうしました。祖父母と一緒に海へ行ったり、家の隣に住んでいる友達と一緒に遊んだりしました。

実はイタリアでは小学校から大学まで夏休みは長いです。大学は試験の時期を各大学ごとに決めますので、人によって夏休みの期間はそれぞれになりますがすくなくとも2ヶ月間頃の休みがあると思います。ちょっと面白い話ですが、学生の皆さんはずっとこの長い休みに慣れていますので、卒業してからは仕事で休みが短くなるので初めての夏はいつもちょっとショックです!(笑)

夏は学生だけの休み時期ではありません

日本では社会人の休み時期は短いと思いますが、イタリアには大人も仕事から休む時間を取れます。夏休みのために会社が1~2週間を休業することが多いです。もし会社が休業しなくても、たくさんの人は家族と一緒にいるために、1~2週間の有休を取ります。実は夏は店の外に1ヶ月間休みのお知らせを見ることは全然珍しくないです。

驚いたことに、日本では長い時間を休む文化はあまりなさそうです。イタリアでは子供から大人まで夏は長く休める時期のイメージがあって、ご家族の皆さんは一緒に遊んだり、リラックスしたり、旅行したりします。

私の地元は海からあまり遠くではないですが、多くの人は海辺の近いにあるアパートを1ヶ月間もレンタルします!よく祖父母は子供さんと一緒にずっとそこで泊まって、週末はご両親もアパートで泊まります。後は会社から休みを取ったらご両親も1・2週間はご家族と一緒にずっとアパートで泊まって、海を楽しめます。海と代わりに山が好きな人は同じ方法で山の近くにアパートをレンタルします。

子供の頃のエピソードですが、私の村でも8月は人がいつも少なかったです!多くの家族は海の近くに1ヶ月間引越ししましたので、遊べる子供たちも少なかったです!

子供の頃、学校を終わる1ヶ月前からクラスメイトでもよく聞く質問は「夏休みどうする?」でした。よく子供たちもご両親と一緒にアクティビティのプランをして、旅行の場所を決めました。同じ時期に休む人が多いので早く動かなかったら、ホテルは見つけられません!私も夏休みの旅行を両親と一緒に考えることが大好きでした!でも休みの時も色々なことを学ぶのは大切なので、両親の選んだスポットに学校で勉強したことがいつもありました。例えば、歴史がある町に学校で勉強したイベントの実際に起こった場所を見たりしました。

新学年の準備

日本には夏休みを終わったら同じ学年を続けますが、イタリアには新学年に入りますので、色々な準備が必要です!
夏休みの最後の2週間ぐらいから、皆さんは必要な学用品や新しい教科書の買い物で忙しいです。新しい学校に入る学生はとてもドキドキする時期だと思います!
それでのんびりしすぎたお子様たちはまだ終わらなかった宿題を急いでしなければならないので、夏休みの終わりにあまり家を出ないで、学校の始まりを間に合うためにすごく頑張ります!

この長い休みの終わりはいつもショックだと思いますが、学校に戻ったら友達と夏休みの思い出をシェアーすることはとても楽しいです!

3か月間も学校が夏休みだったら皆さんはどう過ごしますか?
このブログが面白かったら嬉しいです!
Ciao!

 


FRANCESCA BALDUZZI

FRANCESCA BALDUZZI
フランチェスカ・バルドゥッツィ
イタリア・ラヴェンナ出身
国立ヴェネツィア大学卒

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