イタリア人OLの初めての社員旅行！～DAY 2～

旅館での朝ご飯、越後妻有里山現代美術館MonETと絵本と木の実の美術館

前回のブログは旅館の宴会で終わりましたので、今回のブログは次の日の朝ご飯から始まります！私は旅館で泊まることは始めてでしたので朝ご飯はどんな感じになるかとずっと思ってしまいました。友達から旅館の朝ご飯はとても美味しいと聞いたことがありましたが、食べ物のバラエティーにとても驚きました。何種類もあったので、朝ご飯より、昼ご飯の量だと思いました（笑）。そして、私はいつも朝ご飯に牛乳とシリアルを食べますので、魚と白ご飯は朝でほとんど食べたことはありません。普段に食べる物ではなかったですが、本当に美味しかったです！

その後は最初の目的地に移動しました。十日町の「越後妻有里山現代美術館MonET」 という美術館で様々なアーティストの芸術作品が集まっています。その中で体感できる芸術作品も多いのでとても面白かったです。美術館の入口に、様々な作品が展示された柱が並ぶ外廊下に囲まれた大きなプールがあります。一番感動したインスタレーションはセロファンで作られた巨大なクモの巣でした。中にトンネルもあったので、中に登ることは可能でした！同僚は中に登った時とても面白かったそうです。本物じゃなくても、私にはクモは怖すぎますので登れませんでした（笑）。

建物自体がインスタレーションの一部になります。二階の窓から下にあるプールを見たら、プールに建物が映っているように見えますが、それも芸術作品です。実は建物は水面に映っているのではなく、プール内に描かれてる絵です！ある位置から見ると本物の建物に見えますが、そこから少しでも離れたら、描いた物だと分かります。こんな大きなサイズですごいトリックアートだと思います！

美術館の後で、近いにある店でお土産を買いに行きました。「ネージュ」、十日町雪まつりと十日町市のゆるキャラも見つけられました！日本のゆるキャラが大好きなので旅行に行く時その場所のキャラクターがある物をいつも探してみます。ネージュは雪の妖精です。私たちは十日町へ行った時まだ雪がなかったですが、我慢できず、ネージュのマグネットを買ってしまいました！

午前の最後の観光地は「絵本と木の実の美術館」でした。この建物は学校を美術館に改装した物です。入り口から、体育館だった部屋に入ります。この広いエリアはインスタレーションでいっぱいです：床、壁、天井にも芸術品があります！様々な形や色が目を引きます。ディテールまで完全に鑑賞するには、あちこちに展示されている芸術品ひとつひとつを見るために歩き回らなければなりません。そして体感できるインスタレーションも多いです。中にも外の庭にも楽しめる作品がたくさんでお子様のためにすごく面白い場所だと思いました。私達も色々な体験をやってみました。例えば、あるインスタレーションで自転車をこぐと楽器を鳴らすことができます。後は、驚いたことに美術館のショップは子供への絵本でいっぱいでした！お子様にプレゼントしたい場合は他の本屋で見つけられない本があるので、面白かったと思います。

小嶋屋本店と清津峡トンネル

昼ご飯は十日町の「へぎそば」という名物を食べに行きました！へぎそばの特徴はつなぎに海藻の「ふのり」を使っていることです。「小嶋屋本店」で定食を食べることになりました。ウェイターが食事を席に持って来た時、量がすごく多くてシェアーのための料理だと思いましたが、驚いたことに一人分のセットでした！私はそば屋でよくざるそばを頼みますが、普通にそばは竹で作ったお皿に提供されます。今回はそばでいっぱいの箱で来ました！そば以外の天ぷらや魚などもすごく美味しかったので、お腹がいっぱいになっても全て食べました！

日本に旅行した時美味しものばかり食べたことがありますが、新潟県は最高でした！食べ物の量はたくさんだったし美味しかったので、もっと食べてみたいです！
食べて終わったら、最後の観光地に行きました：清津峡トンネル。

十日町へ出発する前にスケジュールにある場所をインターネットで調べてみて、とても楽しみにしている場所は「清津峡トンネル」　でした。インターネットで見た写真の中に一番有名な場所しか見えませんでしたが、実際に現地に着いたら、周り辺の辺も本当に美しいだと気付いていました！清津峡トンネルは自然に囲まれていますので、トンネルの入り口まで行くための散歩も素晴らしいです。

この場所の最大の魅力は、山全体を横断して長いトンネルです。最後まで行くと川と山の素晴らしい景色を見えます。さらにトンネルの中で2018年から「tunnel of light」というインスタレーションが展示してあります。トンネルは長さ 750 メートルで、所々に景色を見れる場所が作られています。途中にとても面白い芸術品があります。外から中が見えなくて、部屋の中から外の景色を見えるというトイレです！私は本当に中が見えないのか心配で、見るだけのために入ってみました。外から中が何も見えませんでしたが、トイレの中から外の景色が見えるので、とても面白かったです。

インスタレーション以外でもトンネルも芸術品となります。歩き続けると光の色が変わることで、非現実的な空間が生まれます。そしてトンネルの最後まで行ったら、川が見える場所に到着して、水で覆われた床に外の景色が映ります。インターネットで清津峡トンネルを調べてみた時、この部屋がどんな感じなのかはよく見えませんでしたが、実際に見ると本物の素晴らしさはを写真で伝えられないと思いました。このすごいところで皆さんは素敵な写真をいっぱい撮りました。でも分かったことはトンネルの外側も見逃さないで、必ず見なければならないです。清津峡は本当に美しいです！

清津峡トンネルは最後の観光地でしたので、見て終わったら、帰る時間になりました。
初めての社員旅行は本当に楽しかったです！2日間で思ったよりたくさんの場所とアートを見て、美味しい食べ物を食べました。後は同僚とこの経験をシェアーできることで本当に嬉しいです。

皆さん、社員旅行のリポートはいかがでしたか？
このブログが面白かったら、嬉しいです！
Ciao！

FRANCESCA BALDUZZI
フランチェスカ・バルドゥッツィ
イタリア・ラヴェンナ出身
国立ヴェネツィア大学卒