収納の扉って何を選んだらいいの?① 『折れ戸』
- 2018.08.10
- ✎ 家づくりのヒント
こんにちは。神谷コーポレーションの小川です。
家を建てる時、「リビングを広くしたい」とか「吹き抜けが欲しい」など、まずはじめにプランを考えますが、収納は「各部屋に1つは収納を設けたい」とか、「デッドスペースを有効利用して収納が欲しい」など、収納力(=容量)を考えると思います。
収納プランは容量も重要な要素ですが、意外と気がつかないのは「収納扉の開閉の仕方」。
実は、扉の開閉方法をきちんと考えてプランニングすると収納はとても使いやすくなるんですよ。
今日は家づくりの時に悩みがちな収納扉の選び方のコツについてお話します。
クローゼットの扉はいくつか種類がありますよね?開き戸、折戸、引き戸・・・どれもそれぞれ利点があると思いますが、その中でも今回は折戸に注目してみたいと思います。
折れ戸のメリット
折戸の良さは、何といっても扉を開けた際に、収納内部が大きく見渡せるところだと思います。
この写真の様に開けた時にどこに何がしまってあるのか、すぐにわかりますよね?使用される箇所としては、洋服などがしまわれる個室の収納や、シューズクロークなど似たような物がしまわれていて、パッと探しやすい箇所に使用すると便利だと思います。
同じ間口で比較、検討されやすいのは引き違い戸だと思いますが、引き違い戸ですと扉を開けても半分側しか収納内部が見えません(>_<)
半分だけしか見えないと、ちょっと探しにくいですよね?
折れ戸のデメリット
折戸というくらいなので、その名のとおり扉を折りたたむ事によって開閉します。扉が折れたたまれるので収納の間口に干渉し、たたまれている個所がデッドスペースを作ってしまいます。
収納内部を端から端まで有効に使いたい時に、収納内にしまうものによってこの扉の厚み分が、ちょっと邪魔になったりします(>_<)
デメリット解消方法
今までお話していたのは、扉が固定され開閉される『固定折れ戸』というタイプです。それ以外に実は折りたたまれた扉を左右どちらにも寄せられるフリータイプもあるんですよ。『フリー折れ戸』は扉が右にも左にも動くので、先ほどのデメリットは解消されます(^^♪
固定タイプとフリータイプ折戸の選び方のコツ
では、どんな場合に折戸を選べばいいのか?
たとえば固定タイプの場合。
ハンガーで衣類を吊るし収納する場合、固定タイプがオススメです。デメリットである扉を開けた時の厚みは、ハンガーであれば手を伸ばせば中央に引き寄せる事も簡単ですし、何よりクローゼットを開けた時に全体が見えるのでどの洋服がどこにかけられているかが一目瞭然です。
同じ理由で靴箱の場合も固定タイプがオススメ!靴の大きさは折戸の厚みより大きいので固定タイプのデメリットは感じません。
では、フリータイプはどうでしょう?
収納内部を端から端までめいいっぱい収納し、尚且つしまっている物が取り出しやすくするにはフリータイプが良いですね!
たとえば。
収納内にチェストや収納ケースなどを入れる場合、チェストも収納ケースも収納内の壁に寄せて置くと思います。その時、固定タイプだといざ出そうとした時に扉にあたって開かなくなってしまいます(>_<)
引き出しなら尚更使いづらいですよね。
そんな場合、フリータイプにすれば反対側に扉が寄せられるので、両端のものも取り出しやすいし使い勝手がUPしますよね!
では、すべての収納扉をフリータイプにすればいいんじゃないの?と思いますよね。
フリータイプのデメリットは下にレールがついてしまう事。固定タイプは部屋部と床がフラットにできますが、フリータイプは床レールが必ずついてしまうので、床レールにゴミが溜まってしまう、キャスター付きの物を取りだす時にレールにキャスターが引っかかり取り出す時にガタガタするなど、フリータイプにもデメリットがあります。
開け閉めのしやすさは、上下レールで制限があるフリータイプより、上レールしかない固定タイプの方がスムーズですよ。
まとめ
【固定タイプ】
衣類や靴など似たような物がたくさんしまい、尚且つ探しやすさを求める場合、固定タイプがオススメ。
また、下にレールがないのでホコリがたまりやすい場所は固定タイプが良いと思います(*^_^*)
・居室の収納
・シューズクローゼット
・掃除機収納
>>>暮らしのヒント 掃除機の収納どうしてますか?
【フリータイプ】
細かい物をそのまましまったり、収納内をチェストや収納BOXなどで仕切って使う場合は、フリータイプがオススメ。
・キッチン収納(パントリー収納)
・洗面や水回り収納
・居室の収納
家づくりをしているとあっという間に時間が経ち、なかなか収納まで念入りに考える時間がなかったりするので、家づくりのプランを考える際の参考にしてみてくださいね~