オランダ流の生活スタイルは、おしゃれなエコライフ

KAMIYAフラワーイベントで講師を務めてくださっているオランダ人フローラルアーティストのエドウィンさんにちなんで、オランダの生活スタイルをご紹介

 

 

 

オランダ人の方って衣食住の中で、『住』を一番大切にするんですって^^

おぉ~! 『住』を大切にするのであれば、いろいろ参考になる部分がたくさんあるのでは???

そこで今回は、オランダ人の生活感や、ライフスタイルをお伝えしたいと思います。

 

 

【オランダって、改めてどんな国?】

オランダと言ったら、やっぱり風車とチューリップを思い出しませんか?まずは美しい色合いのあるキレイな国なのかな~と想像しますよね。日本人が想像するオランダのイメージってきっと、ハウステンボスなんだと思います(笑)

 

 

私は、ハウステンボスもオランダにも訪れたことはないのですが、いろいろ調べる内になんだか興味が湧いてきました^^

まずはオランダ人の国民性ですが、昔の日本人の気質を感じます。オランダ人の国民性がどういう環境下で生まれたかというと・・・

オランダは、西ヨーロッパの北部に位置し、隣国にドイツ、ベルギーがある北海に面した小さな国です。比較として九州があげられます。

オランダ
九州

 

 

【オランダ】  面積41,864k㎡  人口密度  397 人/km²

【九州】    面積42,231k㎡  人口密度  305人/km²

【東京23区】 面積 626.7k㎡  人口密度15,245人/km²

人口密度はヨーロッパでもっとも高い国だそうですが、比較として東京23区は15,245人/km²です。なんと38分の1! そう考えると東京というところは、狭い所にギューギューで暮らしているんだなぁと改めて思います。

 

 

そして、国土の1/4が海面下にあります。オランダ語では「ネーデルラント」と呼び「低い土地」いう意味だそうです。

出典:いえなび。

 

国土を干拓により増やし、その面積は大阪府の大きさ(1,650k㎡)くらい。なので、オランダ人は「神は世界を造ったが、オランダはオランダ人が造った」と言い、何でも自分の手で作ってしまうそうですよ。

私もなるべく自分で作れそうな物は作ってみようと考えるので、その気持ちよくわかります!

 

その気質を感じられる一つに、お金の価値観、使い方で見えてきます。

 

 

【オランダ人は長く使う物にはお金をかける?!】

オランダ人の特徴を調べてみると倹約家と言われていますが、悪く言うとケチだと言われたりもしています。

その所以は「外食はしない」「割り勘文化」「おしゃれ(衣服)にお金をつかわない」などなどいろいろありますが、その考えは見栄を張るためにお金を使ったりしないっていう事だと思います。とても素敵な考えです(^^♪

その中でも「安い物を見つけるとうれしそう♪」「スーパーで少し遠いところで同じ物が安く売っていたらそちらに行く^^」など、ちょっと貧乏性的なところが私は親近感を感じてしまいました(笑)

見た目は日本人と全く異なりますが、日本人にもある感覚を持っているので身近に感じられます^^

 

そんなオランダ人ですが、家に対してはお金をかけるそうです。

 

すぐになくなる物ではなく、大切に長く使う物に関してはお金をかける。

そう考えてみると、オランダのインテリアブランドはセンスのあるブランドがいくつもあります。その中で、私が少し気になったのが1941年創業の家具メーカー『Spectrum(スペクトラム)

出典:スペクトラム

 

この椅子、ヘリット ・ リート フェルトの設計で、回転式のアームチェアです。シンプルの中にやさしい感じの色合いと木を使ったアーム。アームチェアなのにかわいらしいです。

 

家にお金をかけるという事は、食べ物や着る物に比べ、自分だけではない家族のための物。

家族との食事の時間や、おしゃべり好きだと言われるオランダの人はコミュニケーションを大切にする人種なんですね。

今の日本で少し失われつつあるものが、オランダにはキチンと残っています。そんなオランダの家事情を調べてみました。

 

 

【かやぶき屋根の一軒家はお金持ちの家?!】

ちょっとびっくりしてしまいますが、日本ではかやぶき屋根の家といったら、田舎の古民家でしか見かけなくて、住居でかやぶき屋根の家はもうないですね。

 

ただ、オランダでは広い敷地に建つかやぶき屋根の一軒家はお金持ちの家だそうです。今はモダンな建物にかやぶき屋根のデザインが流行っているそうですよ。

 

出典:architecturephoto.net
出典:architecturephoto.net

モダンなのに、屋根がかやぶきってちょっと考えられませんでしたが、こうやってみると落ち着いた建物に見えます。

昔は農家の象徴だったそうですが、現在は環境に良い素材をつかっているという事と、費用がかかるので富裕層でないと使えないそうです。

最近日本でも良く聞くようになったパッシブハウス。

パッシブハウス(Passive house)とは、

ドイツパッシブハウス研究所が規定する性能認定基準を満たす省エネルギー住宅である。

出展:Wikipedia

 

 

オランダはエコロジーな国なので、エコな素材を使い出来る限り人工的なエネルギーを使わずに過ごす住宅を作っているんですね。最先端です。

そのかやぶき屋根の家がたくさん建っている「ヒートホールン」という、知る人ぞ知るかわいらしいメルヘンちっくな小さな村がオランダにはあるそうです。

出典:Giethoorn, The Netherlands

 

なんですか!この絵のような風景は! おとぎの国に訪れたみたいです~(#^^#) オランダへ旅行してみたいな~と思いました^^

 

こうしてオランダのイメージを固めたところで、今回のフラワーアレンジメント、ますます期待は深まりました^^

 

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↓↓この記事を書いているのは

フルハイトドアのKAMIYA

 

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