コンセプトワードは「Living」

 

今回のアートプロジェクトでは3名の学生さんがドアにペイントをした作品が横浜ショールームに展示されます。

※もちろんドアの開閉は可能(^O^)
このドアを開くとなんと裏面にも描かれているんですよ!

天井いっぱいまで高さのあるキャンバスとなったフルハイトドアの新しい姿は圧巻です!早く皆さんにお見せしたいです~(^^)

さて、ドアへ直接描くにあたって、学生さんには私たちが提示したコンセプトワードからイメージを膨らませて制作をしてもらいました。

その中のひとつに「Living」というワードがあります。

「Living」には生活、暮らし、生きている、生存している・・・等の意味がありますよね。

そして日本語でいう「居間」にあたる箇所をリビングルームと言いますよね。

生活する人々が集まる場所。家族が過ごす部屋。それがリビングルームだと思います。

お家の中心であるリビングから出かけるとき、必ずドアを通って外へ向かいます。そして帰ってくるときは、いつもドアが私たちを迎え入れてくれます。
またリビングの内側で生活している中でも、様々な瞬間でドアを感じる事があるのではないでしょうか。
人によって感じるリビングドアには十人十色の意味や想いがあることでしょう。

 

そこから得られるイマジネーションにどんな色やどんな景色が広がるのか、そして女子美術大学の学生さんの豊かで凛とした感性がドアに表現された時、どのようなアートになるのか。

そんな想いから「Living」をコンセプトワードの一つにしました。

「Living」のほかにも、いくつか提示したコンセプトワードがあって、それをもとに学生さんにはイマジネーションを広げそれぞれの表現に落とし込んでラフ画を提出してもらいました。
提出日まで本当にドキドキわくわくしていたのを思い出します。
後日提出されたラフ画はどれもとても素晴らしく、選定の際は凄く悩みました。
その選定の話はまた今度お話ししますね(^^)

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