自然塗料で無垢のテーブルをメンテナンス!9年前に買ったダイニングテーブルの塗装に挑戦!
- 2019.05.03
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こんにちは神谷コーポレーションのドアぐら課長こと設計・奈良です。
みなさんは家具のお手入れってしていますか?
普段よりちょっといいモノを買った時なんかは「きちんとメンテナンスしながら大事につかうぞ!」って思っていても、使い出すと最初の意気込みはどこかへ消えてしまいがちではないでしょうか(笑)
今回は9年前に買ったものの、一度もメンテナンスせずにいたウォールナット無垢のダイニングテーブルの塗装に挑戦してみたいと思います!
1.塗装にはどんな種類がある?
室内家具の仕上げは色々あると思いますが、ウレタン塗装かオイルステインのどちらかが一般的ですね。合成樹脂のウレタン塗装は、素材の上に塗膜の層が出来るので、ツヤがあってシミや汚れに強いのが特徴です。一方、シミがつきやすく定期的なメンテナンスが必要となるのがオイル仕上げです。汚れに強いならみんなウレタン塗装仕上げにすればいいのにって思うかもしれませんが、ツヤがあまりなく木の素材感や木目のよさをダイレクトに感じられるのは断然オイル仕上げなんです!無垢材を堪能したいならオイル系がおススメです。とはいえ、どちらもそれぞれの良さがあるのでお好みで選んでくださいね。
2.オイルステイン仕上げ
私が使っているテーブルの仕上げはドイツの自然塗料で有名なOSMOオスモの塗料です。植物脂製のオイルステイン仕上げなので、程よいツヤと質感がとてもよかったのですが、9年間何もケアせずに使っていたので細かい傷は無数にあり、シミもたくさんあります。今回のメンテナンスでもOSMOで仕上げたかったのですが。。。なかなかお高いんですよね。。
一番少ない内容量でも750mlで6,000円くらいします。すごくいいものなのでもちろんそれだけの価値はあるのですが、テーブル1枚と使用量も少ないので、今回は別のものをホームセンターで購入しました。
買ったのはこちら
アトムハウスペイント社さんの「水性自然カラー クリア色」850円(税抜)でした。
こちらも植物原料です。水性なので臭いも少なく、ペイント初心者でも扱いやすいです。
3.まずはヤスリがけ
同じホームセンターで紙ヤスリを探しました。紙ヤスリは数字の小さいもの程目が荒く、大きくなる程細かくなります。今回は300番と4000番の2種類。どちらもA4サイズで80円(税抜)でした。
最初は目の荒い300番で傷を消して、4000番で綺麗に仕上げます。この時、回さないで木目に対して真っ直ぐは鉄則です。そうしないと木目を傷つけてしまって仕上げが残念な感じになってしまいます。
ヤスリがけが終わったら、必ず木屑等は拭き取ってください。
4.塗装に挑戦
塗り方も色々あるようですが、オイル系の塗料をテーブルに塗るときは刷毛でなく、ウエスにつけて全体に馴染ませるように塗るのがいいようです。厚塗りすると乾いた後にもベタつく感じが残るので気をつけてくださいね。
※ウエスは古着のTシャツでOK
5.二度塗りして完成
塗料によっても異なりますが、今回使用した自然カラーは二度塗りタイプなので、最初の塗りが終わってから4時間以上開けてから2度目の塗りを行います。部分的に厚いところもありますが綺麗に仕上がりました。
6枚ハギの無垢材なので、部位によって濃淡の差がくっきりです。よく見ると手前の方が塗り漏れの様になっていますが、気にしない気にしない(笑)塗装は専門外の私の技量では今更部分補修なんて出来ません(笑)
ちなみに比較すると木目が鮮やかになったのがよくわかります。
決してプロの塗装ではないですが、それでも見違えました!一生モノと思って買ったダイニングテーブルですが、こうして繰り返しメンテナンスを重ねて行くことで深みが増していけばいいなって思います。
次は2年後くらいにまたやります!
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