秋にオススメ!駒込駅周辺 定番・穴場スポット巡り♪
- 2019.10.16
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目次
こんにちは~。夏より冬派、神谷コーポレーションの池上です。
朝夕は過ごしやすい気温になりましたが、日中との温度差が大きく風邪を引いている方も多いようなので皆さんもお気をつけくださいね。
(この時期に、インフルエンザで学級閉鎖の学校もあるそうです(>_<))
さて、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋・・・秋の過ごし方は色々ありますが、皆さんはどんな秋を過ごす予定でしょうか??
今回は、過ごしやすい秋にピッタリの散策コースをご紹介したいと思います!
秋を感じたい方は必見です(^^)
駒込駅より出発♪
ご紹介したいコースは駒込駅からスタートです。
駒込駅はJR山手線と東京メトロ南北線の2路線が乗り入れています。
山手線が通っているので都内各地からのアクセスの良さは◎
また、神奈川県や埼玉県方面への移動もスムーズだそうです。
そんな駒込エリア、住宅街の区画が整備されているので、道路幅が広く町全体に開放感があります。
私がこの町に惹かれる一つの理由はこの開放感があるから かもしれません。
さらに、庭園やお寺なども多く、文化を感じられます。
私は2年連続で訪れているのですが何度来ても新しい発見がある、そんな町だと思っています。
それでは、駒込駅秋にピッタリの散策コース、出発しましょう!
おすすめ紅葉スポット①六義園-りくぎえん-
駒込駅から向かうと、染井門が見えてきますが、この門は通常閉門しています。
そのため、そのまままっすぐ進み、正門を目指しましょう。
正門までの道沿いには、可愛いシールや雑貨を売っている小さなお店があったりと、女性は特に目が行ってしまう通りです。
寄り道しながら向かうのもいいですね♪
さて、寄り道せずに向かえば、駅から徒歩約7分で六義園(りくぎえん)に到着です。
六義園は、五代将軍徳川綱吉の側用人だった柳澤吉保自ら設計・指揮し、造り上げた「回遊式築山泉水庭園」で、吉保の文学的造詣の深さを反映した繊細で温和な日本庭園です。
回遊式築山泉水庭園?気になった方はこちらへ
桜と紅葉の名所
また、造園当時から小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられているそうですよ。
そんな六義園は、桜と紅葉の名所となっています。
写真はすべて昨年10月下旬に訪れた時のものになります。ちょうど紅葉の時期で木々は赤く染まっており、池に浮かんだ落ち葉もきれいでした。
公園内に一歩入ると時間がゆっくり流れ、京都に来ていたっけ、とでも思ってしまうような雰囲気があります。
また、写真に残したくなるような風景がたくさん。
カメラをお持ちの方は、是非お写ん歩をお楽しみください♪
また、園内には茶屋もあるので、少し疲れたな、と思ったら抹茶と和菓子をいただきながら、紅葉を眺めるのも良いですね(*^^*)
11月20日(水)~12月12日(木)には、今年で19回目となるライトアップが行われるそうです。(※期間中は21時まで開園時間を延長)
秋の夜に朱色や黄金色に色づく木々が浮かび上がり、水面にまばゆく映し出される様子が見れるのはこの期間だけ。是非温かい格好をして、行ってみてください♪
【六義園】
所在地:東京都文京区本駒込六丁目
開園時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
休園日:年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)
※イベント開催期間及びGWなどで時間延長が行われる場合もあります。
入園料:一般300円、65歳以上 150円(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
アクセス:JR山手線・東京メトロ南北線「駒込」(N14)下車 徒歩7分
都営地下鉄三田線「千石」(I14)下車 徒歩10分※駐車場はございません
六義園は、人それぞれの楽しみ方が出来そうです。
そんな六義園を後にし、すぐ近くにある、次の場所に向かいます!
おすすめ読書スポット②東洋文庫ミュージアム
地図で見ると、六義園のお隣にある東洋文庫ミュージアム。
東洋文庫は、広くアジア全域の歴史と文化に関する東洋学の専門図書館ならびに研究所です。
約90年に及ぶ歴史を有するアジア最大の東洋学センターであり、国際的にも世界5指の1つに数えられているそうです。
こんなところに、歴史もあって立派な建物があるなんて。
外観も立派ですが、中に入るとさらにびっくり!想像以上に開放感ある空間となっていたんです!!
仕事柄、開放感は常に求めてしまう私・・・抜け感があるこの空間の虜になってしまいました(笑)
さあ、メインはこれから。
中に入ります♪
階段と大きな窓がとても印象的!すぐに階段を上りたいところですが、まずは一階の資料をみてまわることに。
壁沿いにガラスケースで資料が展示してありました。また、一番奥の窓側にはタッチ式のパネルがあり、ふと顔を上げると、併設するカフェとの間にあるきれいなグリーンが広がっています。
さあ、一通り資料を見終わったところで階段を登っていくとそこには、圧倒される光景が!
本好きでもそうでなくても、見上げてしまうこの光景・・。
全体を見渡すことの出来るとてもいい位置にソファが置いてあるので、座って眺めることもできます。
フラッシュなしであれば撮影もOK。ここでは記念に一枚は撮るべきです!
(正直、写真だけでは伝えきれませんが・・・)
ゆっくりと本を心行くまで眺め、次の展示へ。
ここからは企画展エリアです。
私が訪れた時は「漢字展」でした。(9月いっぱいで終了しています。)
企画展とはいえ、展示物の数の多さに驚きました。小さいお子様には難しいかもしれませんが、体験できるコーナーや通路にも工夫が施してあり、飽きずにまわれるようにしてありました。
今の展示は「東洋文庫の北斎展」
【会期】2019年10月3日(木)〜2020年1月13日(月・祝)
http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/hokusai-detail.pdf
こちらも気になりますね。
この展示を目当てに、もう一度行こうと思っています(^^)
最後は、出入り口前にあるお土産コーナーをちらり。
ちらっと見るつもりが、絵葉書もしおりも可愛くて衝動買い。しかも、しおりは色がたくさん用意されていて、選びきれすに2色購入(笑)
1枚は同じ課でお世話になっている方にプレセントしました!
【東洋文庫ミュージアム】
所在地:〒113-0021 東京都文京区本駒込2-28-21
TEL:03-3942-0280(ミュージアム)03-3942-0400(オリエント・カフェ)
開館時間:10:00〜19:00(入館は18:30まで)
休館日:毎週火曜日(ただし、火曜日が祝日の場合は開館し、水曜日が休館)
※年末年始、その他、臨時に開館・休館することがあります。
入場料:一般 900円、65歳以上 800円、大学生 700円、中・高校生 600円、小学生 290円
団体割引 20%(20名以上) 障がい者 350円 (付き添いは1名まで350円)
HPでは割引券の案内もありましたよ~(^^)
http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/museum_index.php
アクセス:JR・東京メトロ南北線「駒込駅」から徒歩8分
都営地下鉄三田線「千石駅」から徒歩7分
都営バス上58系統・茶51系統「上富士前」から徒歩1分
おすすめ芸術スポット③KOMAGOME1-14 cas
アートスタジオ&アートスペースであるこの場所は、画家さんの作品を展示・販売しています。
私が訪れた時には、「昇華のモルフォロジー」というテーマの展示がされていました。
お2人の画家さんの絵が展示されていて、どれもメッセージ性が強く、印象深い作品でした。
入場無料のこのスペース。中には展示作品を作られた画家の方とこの空間を作ったキュレーターの方がいらっしゃって、作品について丁寧に教えてくれました。
いつも開催しているわけではないそうなので、来ることが出来てラッキー(^^)
次回の展示はこちらだそうです↓↓
佐々木良枝
庭の秘密 −植物の力-線は踊る−
2019年11月1日(金)〜10日(日) 12:00〜19:00
11月1日(金)にはオープニングレセプションもあるそうです。
詳細は下記ホームページまで。
【KOMAGOME1-14 cas】
株式会社 東京スタデオ
所在地:〒170-0003 東京都豊島区駒込1-14-6
TEL:03-3946-3481
HP:https://komagome1-14cas.tumblr.com/
普段触れ合えないアートに触れるのも意外と楽しいですよ♪
これだけ遊んでも、移動距離はたった2km!
今回は、秋を感じられるコースということで、紅葉、文学、アートをめぐるコースをご紹介しました。
これだけ見るところがあって、吸収できることも多いように思えるこのコース、駅近なので移動距離はたったの2キロしかないんです(笑)
駅近ということで、日が落ちるのが早くなっても、気持ち的に少し安心できますよね(*^^*)
↑見てください。六義園・・・こんな町中にこんなところがあったの!?と思う広さです。
短い秋、どう過ごしますか?
お休みの日はのんびりもしたいもの。お昼過ぎまでのんびりして、よしっ、ちょっと散策にいくか。くらいの気持ちで出かけてみませんか?
お目当ての場所はもちろん、自分だけのお気に入りのスポットが見つかるかもしれません。
お隣、田端の美味しい物の紹介はこちらから↓↓↓
六義園おまけ情報「回遊式築山泉水庭園」とは?
回遊式築山泉水(かいゆうしきつきやませんすい)庭園
漢字が続いて難しく感じますよね(^-^;
初めて見た時、読み飛ばしてしまいました(笑)
せっかくなので、簡単にご説明します!
まず、「回遊式」というのは、庭園内を歩きまわって様々な位置から観る庭園のことです。
回遊式のほかには、方丈や書院などの建物の中から鑑賞するタイプの「鑑賞式庭園」、歩かずに池に浮かべた舟から観る「舟遊式庭園」があります。
“鑑賞の仕方”によって分類されているんですね~。
続いて、「築山泉水(つきやませんすい)庭園」というのは、池の他に茶室・林・田園などいろんなものを有機的につなげたりしている庭園のことです。
これは、庭園が“なにを用いて表現しているか”がポイントのようです。
他には、水を使わない庭園を指す言葉として「枯山水(かれさんすい)庭園」、これと対照的で、水を使う(流水を使ったり、池に水を溜めたり・・・)形式の庭園を「池泉(ちせん)庭園」といいます。
(参照:日本庭園の基礎知識 まずは形式・分類を覚えよう ~ 「○○式庭園」って何?)
日本庭園がこれほど分類されているとは知りませんでした。
つまり、今回紹介した六義園は池だけでなく茶室などもあり、歩いていろんな角度から見ることの出来る庭園ということになります。
この名の通り、園内に和室(集会施設)が2つもあり、予約をすれば利用可能だそうです。(使用料がかかります。)
詳細はこちらから