「命を守る行動」家族で考えてみませんか?

出展:ウェザーニュース

こんにちは。
神谷コーポレーション横浜ショールーム店長の浅井です。

今回のちょこはまは、緊急特番です。

 

近年経験したことがない猛烈な台風19号が日本列島を直撃し、各地で発生している被害がすべてわからない状況の中、全体の一部であろうニュースを見ていると被害の大きさを感じています。
みなさまはご無事でいらっしゃいますか?

被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。

 

命を守る行動って

台風が日本列島を直撃した日に、テレビでは「命を守る行動をしましょう」という言葉を繰り返し耳にしました。
住んでいる地形や環境の違いがあるので、人それぞれ判断基準が異なると思います。
マスコミ以外でも様々な情報があふれる中、この言葉は最終的に「自分の命は、自分で守る」という事を突き付けられた気がしました。

災害時に備え、何をしておけば良いか?
家族を守るために、どんな行動をとれば良いのか?

そこで、当社スタッフやその周辺の友人、知人を対象として『今回の台風で事前にどんな準備をしたか?』を緊急リサーチしました。
今後の対策のお役立に立てれば幸いです。

 

今回の台風について 社内緊急アンケート実施

リサーチした対象は20~50代のスタッフ及びその知り合いに、準備とその対策にまつわる5つの質問をしてみました。

 

【質問1】今回の台風で避難レベルはいくつでしたか?
レベル4・・・62%
レベル5・・・28%

 

【質問2】避難はしましたか?またなぜそのような判断をしましたか?
避難していない・・・95%
・洪水にあう恐れがなかったから(河川が近くにない・高台に住んでいる・タワーマンションに住んでいるなど)・・・52%
・自宅の方が安全だと思ったから(避難場所の方が海抜が低い、土砂崩れの恐れがあるなど)・・・14%
・避難場所に行けない、行くにはリスクだと思ったから(子供・ペットなどがいるなど)・・・14%
・河川の近くに住んではいるが、情報を集めながら浸水しないと判断したから・・・14%
避難した・・・5%
・多摩川周辺に住んでおり、氾濫すると思ったから(今回の氾濫場所から近い)

 

【質問3】今回の台風で事前にどんな準備や対策をしましたか?
飲料水を確保した・・・48%

・水道水を空のペットボトルに入れて保管(500㎖×5本)
・水道水をタンク入れて保管(約15ℓ分)
・ミネラルウォーターを購入(2ℓペットボトル1~2ケース)
生活用水を確保した・・・43%
・浴槽に水をためておいた
・空のペットボトルに水を入れておいた(手洗い用)
食材を買い足した・・・29%
・非常食を購入
・冷凍食品を購入
・日持ちしそうな食品を購入
外周りの物を移動させた・・・62%
・植木鉢を室内に入れた
・自転車は外で倒すか、家の中に入れた
・庭にある物干し竿やタイヤを片付け、倉庫に入れた(ついでに倉庫の整理)
窓ガラス対策をした・・・29%
・雨戸のない窓に養生テープ・段ボールを貼った
・雨戸のない窓に飛散防止フィルムを貼った
・雨戸・シャッターを閉めた
・カーテンを閉めた
停電に備えた・・43%
・夕食、お風呂を早めにした
・モバイルバッテリーを充電した
・食事を多く作り置きした
・カセットコンロや懐中電灯を購入した
浸水に備え、1階にある重要書類や家電製品を2階へ移動させた・・・14%

少数意見・・・5%
・トイレの逆流用に水のうを作った
・車にボディーカバーを被せた
・いざ避難できるようにリュックに着替えを詰め込んで準備した
・ベランダの排水が詰まらないように掃除した
・ブルーシートを購入
・庭の柵を補強
・特になにもしていない

 

【質問4】それはいつ頃から行いましたか?
当日・・・10%
前日・・・76%

前々日・・・10%
行っていない・・・5%

 

【質問5】今後どのような対策をしようと思っていますか?
今回と同じ対策・・・43%
防災セット購入、中身見直し、非常食購入・・・33%
食料品を多く、もしくは、早く購入しておく・・・10%

窓ガラスの養生・・・10%

防災セットを取り出しやすいところに移動・・・5%
雨戸のない窓にシャッターを設置・・・5%
ベランダを補強・・・5%
ガソリンを満タンにしておく・・・5%

 

以上のような結果でした。

参考になりましたか?

今回、みなさんがされた準備で問題はありませんでしたか?

 

準備について考える

私の自宅は相模川から300mと、とても近い場所にあります。
城山ダムの放流で相模川が増水し氾濫の恐れがあるという事で、ニュースでも度々流れていました。「警戒レベルは5」、「避難指示は緊急レベル」にまでなりました。市内では避難指示の放送が何度もあり、家族全員のスマホからは一斉に緊急速報が鳴り、車で放送カーが避難を呼びかけてもいました。かなり緊張した一夜でした。

台風が過ぎ、今回思ったことは「今回は大丈夫だったけど、次はわからない」

私は楽観的な性格ですが、各地の被害状況を知り、家(うち)もいつ同じように起こるかもしれないと思いました。そこで、同じような規模の台風が来た時には、今回の経験を活かして次のことをしようと考えています。

 

対策1:窓ガラスの保護を段ボールからプラ段へ

シャッターや雨戸のない窓が大小含めて何ヵ所かあるのですが、大きめの窓には段ボールとビニールで保護をしました。ただ、家にある段ボールラックにはそれほど多く段ボールがストックされておらず、また良い大きさの段ボールもなかったため、切り貼りしてやっとガラス部分を保護しました。
翌日の朝気が付いたことですが、段ボールで覆ってしまうと、まだそれほど雨が強くない昼間の時間帯でも雨戸を閉めている状態とほぼ一緒なので、室内が暗くなってしまいました。
そこで、次回は段ボールの代わりにプラ段に変えようと思っています。

<メリット>
・段ボールより透過性があり、窓に貼っても昼間は外からの明るさが取れる
・予め窓の大きさに合わせたプラ段を用意しておけば、段ボールのストックを気にしなくても良い
・プラ段は段ボールより強度的にも安心。また劣化もしにくいので段ボールより保管しやすい
・掃き出し窓のような大きな窓の場合は、段ボールよりよれよれしないので、窓に貼りやすく作業しやすい

 

対策2:「布ポリマスカー」で簡単にビニールを貼る

家をリフォームした際に業者さんが養生テープとビニールがくっついている謎の物体を置いて行かれました。この謎の物体以外にもコーキング材なども一緒において行かれたので、いずれ家の補修で活躍するのではないかと思い保管していましたが、ずっとどうやって使うのかわかっていませんでした(;^ω^)
今回窓の補強及び、いざ窓ガラスが割れた時に雨が入ってこないように、段ボールの上にビニールを貼っておきました。作業する前にテープとビニールを探していたら、ひょっこりその謎の物体を見つけたのです。なんて都合の良い物体なんだろうと!そこで恐る恐る使ってみたら、とても簡単に貼れたのです!

使い方は、養生テープがついている側が端になるように貼り、必要な長さでカット。そのままビニールを伸ばしていけば、全体がビニールで包み込まれます。片方の端は普通の養生テープで止めれば出来上がり。
すごく、簡単でした!

そういえば、建築現場で養生されているところはこのテープを使っていたんですね!ネットで調べてみたら「布ポリマスカー」という名前みたいです。マスキングテープや養生テープが売られているホームセンターなら購入できると思います。様々な大きさがあり、窓限らず、ビニールを使って保護したいものがあれば、簡単にできますので、一番合う大きさを購入してぜひお試しを!

楽天サイト:マスカーテープ

 

対策3:防災セットの見直し


東日本大震災の後に用意した防災セットが我が家には1人1つずつ用意してありました。ただ、しばらく見直しをしておらずミネラルウォーターや、カンパンは期限は過ぎており、また、携帯トイレを購入していたのに、見つからないという事態。今回を機に水は新しいものに交換し、食料については日常備蓄を中心に見直したいと思います。

Amazon:簡易トイレリンク

日常備蓄について:「イザ」という時のために用意していますか?

 

対策4:避難の判断基準を決める

避難すべきかどうか非常に迷いました。

あまり記憶にない城山ダムの緊急放流で、ずっとスマホから情報を取り続けていました。
河川の近くに住んでいる方はご存じかもしれませんが、見ていたサイトはこちら↓↓↓です。

→関東圏の方はこちら
国土交通省関東地方整備局 ライブカメラ映像
※各カメラ配置場所一覧ですので、見たい川や道路を選んでください。
http://www.ktr.mlit.go.jp/guide/guide00000012.html

 

こちらのサイトで自宅から数キロ先の河川ポイントを確認していました。暗視カメラなので夜でも見え、増水の状況を参考程度に見ていました。

出展:国土交通省
出展:国土交通省

 

→神奈川県内はこちら
神奈川県 雨量水位情報
http://www.pref.kanagawa.jp/sys/suibou/web_general/suibou_joho/
※各エリアを選択していくとポイントごとのライブカメラと水位が確認できます。

出展:神奈川県
出展:神奈川県 「洪水予測」
出展:神奈川県 「水位」
出展:神奈川県 「カメラ画像」※昼はカラー、夜は白黒に見えます。

こちらのサイトでは自宅のもっと近いポイントを確認していました。こちらでもライブカメラが設置されていたので、増水の状況や、ダムからの放水量を元にしたポイントごとの洪水予測、ポイント近くの水量がわかるので、こちらのサイト内の「洪水予測」「水位」「カメラ画像」を行ったり来たりでずっと見ていました。これが頼りと言っても過言ではありません。

 

翌日、相模川の河川敷きまで状況を確認に行きました。今までの台風後では経験のないところまで水位が来たと思われる跡があり、かなり危険な状態だったとわかりました。

今回の台風の規模と雨量があった場合は、同じようになると考え、これ以上の場合は避難をした方が良いと思いました。

対策5:自動車保険の見直し

今まで氾濫することがなかった川が氾濫するかもしれない!慌てたのが自動車保険です。実は、意思を持って水害の補償をつけていなかったのです。川の氾濫なんて父親の代を含めて経験がないので、私が生きている内はないだろうと高をくくっていました。でも、今回の台風で見直すことにしました。

私が入っているのは、「おとなの自動車保険」。インターネットでわかりやすく、簡単に手続きが出来るので利用しています。今回改めて保険の補償内容を確認してみました。

車両保険に入ればついている補償が「火災・落書き・台風」の項目。台風という言葉だけで、台風で水災被害があった場合は補償されるのかどうかキチンと確認していませんでした↓↓↓

出典:おとなの自動車保険

 

出典:おとなの自動車保険

 

調べてみたら「水災による災害は、ご自宅の車庫など通常の保管場所では補償されません」とはっきり書かれています。この場合、「自宅・車庫での水災」の補償をつけないといけないようです。なので見直しをしようと思っています。

入られている保険にもよりますが、みなさんも補償されない可能性もあるのでよく確認してみてください。

 

最後に

わかってはいるけど、災害は予想を超えた時に発生します。
経験した人しか、その怖さがわからないのかもしれません。改めてご家族で避難場所、避難の判断基準、各人の避難グッズの用意などを話し合い準備されてはいかがでしょうか?

>>>神谷コーポレーション
>>>ドアの交換について

↓↓この記事を書いているのは

フルハイトドアのKAMIYA

 

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「イザ」という時のために準備していますか?

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